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ケアンズ発アサートン高原ツアー|滝と湖をめぐる熱帯雨林ドライブ

この記事の目次

ケアンズ旅行というとグレートバリアリーフの青い海を思い浮かべますが、内陸へ車を走らせると、深い熱帯雨林、静かな湖、マイナスイオンに癒やされる滝が次々と現れます。

アサートン高原は、湖や滝を眺めるだけでなく、スイミングや森の散策、野生動物との出会い、コーヒー農園、高原グルメまで楽しめるエリアです。現地ツアーで効率よく巡ることも、レンタカーで興味のある場所をつなぐこともできます。

レンタカーで巡る場合は、大きく分けて次の2ルートがあります。

  • カーテンフィグツリー、ミラミラ滝、Mamu Tropical Skywalk、パロネラパークを巡るアサートン高原周回ルート
  • ジョセフィン滝、バビンダ・ボルダーズ、パロネラパークを巡るケアンズ南部ルート

すべてを1日で詰め込まず、見たい景色や体験に合わせてルートを選ぶことが、アサートン高原ドライブを楽しむポイントです。

アサートン高原は滝・湖・熱帯雨林を楽しめる自然エリア

アサートン高原は、ケアンズから内陸へ向かった先に広がる高原地帯です。海沿いの市街地を離れ、山道を上っていくにつれて、車窓はサトウキビ畑から熱帯雨林、高原の農地や牧草地へと変わっていきます。

このエリアの魅力は、有名な観光地をひとつ見るだけではなく、湖、滝、巨木、野生動物、農園、高原の町をドライブでつないで楽しめることです。移動時間も単なる乗車ではなく、景色の変化を味わう旅の一部になります。

アサートン高原を巡る現地ツアーには、滝や湖での水遊びを中心にしたもの、日本語ガイドと高原の食や野生動物を楽しむもの、パロネラパークを組み合わせたものなどがあります。

一方、レンタカーなら、気に入った滝で長く過ごしたり、コーヒー園でランチを楽しんだり、ローカルマーケットへ立ち寄ったりと、自分たちのペースで旅程を組めます。

ケアンズ旅行全体の観光候補は、ケアンズ旅行・プラン作成ページでも確認できます。

イーチャム湖・ミラミラ滝・カーテンフィグツリーの見どころ

熱帯雨林に包まれたイーチャム湖

イーチャム湖(Lake Eacham)は、熱帯雨林の中にたたずむカルデラ湖です。木々に囲まれた水面は穏やかで、海辺のケアンズとは空気も景色も大きく異なります。

湖畔を散策できるだけでなく、現地の状況が安全であれば、指定された場所でスイミングも楽しめます。海とは違う淡水の湖で泳げるのも、アサートン高原ならではの体験です。

ツアーによっては、湖畔散策、スイミング、モーニングティーを組み合わせています。鮮やかな緑と湖面が重なる風景は写真に残しやすく、にぎやかな観光地よりも静かな自然を好む方にも向いています。

マイナスイオンに癒やされるミラミラ滝

ミラミラ滝(Millaa Millaa Falls)は、深い緑に囲まれたアサートン高原を代表する滝です。周囲の熱帯植物と滝がつくる風景は美しく、写真撮影の場所としても人気があります。

滝を眺めるだけでも楽しめますが、水量や現地の安全状況に問題がなければ、滝つぼでスイミングも楽しめます。

マイナスイオンに癒やされる景色と、自然の中での水遊びを一度に楽しめるのが魅力です。

ミラミラ滝周辺には、ジリー滝やエリンジャー滝などを巡るウォーターフォール・サーキットがあります。レンタカーで回る場合も、すべての滝へ立ち寄るのではなく、1~2か所を選ぶと旅程に余裕を持たせやすくなります。

カーテンのような根が広がる巨大な木

ヤンガバラ近郊のカーテンフィグツリー(Curtain Fig Tree)は、長く垂れ下がった根がカーテンのように見える巨大な木です。

遊歩道から見上げると、写真だけでは伝わりにくい木の大きさや、複雑に広がった根を間近で観察できます。

比較的短時間で見学でき、イーチャム湖やミラミラ滝へ向かうドライブと組み合わせやすい場所です。

現地ツアーで滝や湖を楽しみたい方は、ホットホリデーで販売のアサートン高原・滝と湖めぐり1日ツアーも参考になります。

Mamuとパロネラパークを巡るアサートン高原周回ルート

Mamu Tropical Skywalkで熱帯雨林を立体的に体験

アサートン高原南部をドライブするなら、ウールーヌーラン国立公園内のMamu Tropical Skywalk(マムー・トロピカル・スカイウォーク)も立ち寄り候補です。

ここでは地上の遊歩道だけでなく、全長約350mの高架遊歩道を歩きながら、熱帯雨林の樹冠を間近に眺められます。

さらに、高さ37mの展望タワーへ上ると、ノースジョンストン川の渓谷や、山々を覆う世界遺産の熱帯雨林を広く見渡せます。

Mamuの魅力は展望タワーだけではなく、森の中と樹冠の高さを歩いて熱帯雨林を立体的に体験できることです。

遊歩道の多くは歩きやすく整備されていますが、展望タワーの上部へは階段を利用します。雨や強風などの悪天候時には、一時閉鎖される場合があります。

2026年8月現在の入場料は、大人A$33.50、子ども5~14歳A$19.50です。

※料金は変動制で、予告なく変更される場合があります。営業時間、最終入場時刻、当日の料金は公式サイトで確認してください。

パロネラパークをドライブの目的地にする

熱帯雨林に包まれた建物と庭園を歩けるパロネラパーク(Paronella Park)も、アサートン高原南部のドライブと組み合わせやすい観光地です。

スペイン出身のホゼ・パロネラが1930年代に築いた施設で、苔むした建物、階段、庭園、メナクリーク滝が重なる風景には、ほかの熱帯雨林観光とは異なる物語性があります。

自然だけでなく、歴史や建築、写真撮影も楽しみたい方に向いています。園内では、施設の歴史やホゼ・パロネラの物語を知るガイドツアーも行われています。

2026年8月現在の入園料は、大人A$62、年金受給者A$56、子ども5~15歳A$34です。

※料金は変動制で、予告なく変更される場合があります。営業時間、ツアー開始時刻、当日の入園料は公式サイトで最新情報を確認してください。

具体的な訪問内容は、ホットホリデーで販売のアサートン高原とパロネラパークツアーも参考になります。

4つの見どころを巡る周回ドライブ

レンタカーなら、次の順番で周回できます。

ケアンズ → カーテンフィグツリー → ミラミラ滝 → Mamu Tropical Skywalk → パロネラパーク → ケアンズ

ケアンズからギリーズ・レンジ・ロードを上り、ヤンガバラ近郊のカーテンフィグツリーへ向かいます。その後、ミラミラ滝、Mamu Tropical Skywalk、パロネラパークの順に南下し、最後はブルース・ハイウェイを通ってケアンズへ戻ります。

往復で同じ道を走るのではなく、周回ドライブになるため、車窓の変化も楽しめます。

区間ごとの運転時間は次のとおりです。

  • ケアンズからカーテンフィグツリー:約1時間20分
  • カーテンフィグツリーからミラミラ滝:約35~45分
  • ミラミラ滝からMamu Tropical Skywalk:約20~30分
  • Mamuからパロネラパーク:約25~30分
  • パロネラパークからケアンズ:約1時間30分

合計運転時間は約4時間30分が目安です。観光を含めると、朝7時台に出発して夕方以降に戻る10~12時間程度のドライブになります。

Mamuには最終入場時刻があるため、パロネラパークより先にMamuを訪れる順番がおすすめです。

滝でスイミングを楽しむ場合や各施設をゆっくり見学する場合は、立ち寄る滝をミラミラ滝だけに絞るなど、時間に余裕を持たせましょう。

マリーバでロックワラビーとコーヒーを楽しむ

グラネット渓谷でロックワラビーに出会う

マリーバ(Mareeba)も、広い意味でアサートン高原を構成する主要エリアのひとつです。

ケアンズ側の湿潤な熱帯雨林とは少し異なり、乾いた草原や農園が広がる風景を楽しめます。

マリーバの町から車で約15分のグラネット渓谷自然公園(Granite Gorge Nature Park)では、大きな花崗岩の間で暮らす野生のマリーバロックワラビーを間近で観察できます。

動物探検を目的とした一部のアサートン高原ツアーでも訪れる場所です。レンタカーでも訪問でき、入園料と専用の餌代を入口で支払います。

2026年8月現在、入園料は大人A$15、高校生A$8、小学生A$5、ワラビー用の餌は1袋A$2です。

※料金は変動制で、予告なく変更される場合があります。

餌付けには園内で購入した専用の餌を使い、スタッフの案内に従いましょう。

園内には岩場を歩くコースもあるため、歩きやすく滑りにくい靴がおすすめです。日中は岩陰で休んでいることもあり、比較的涼しい朝や夕方のほうが活発な姿を見られる場合があります。

現地ツアーで訪れたい方は、ホットホリデーで販売の日本語アサートン高原めぐりツアーも参考になります。

スカイバリーでコーヒーと高原ランチ

マリーバ周辺は、オーストラリア有数のコーヒー産地です。滝や湖だけでなく、コーヒー農園や焙煎所をドライブに組み合わせると、アサートン高原の農業や食文化にも触れられます。

代表的な立ち寄り先が、スカイバリー・カフェ&ロースタリー(Skybury Cafe & Roastery)です。

農園で育てたコーヒーを味わいながら、高原の風景を眺められます。カフェやランチに利用できるほか、焙煎したコーヒー豆やパパイヤを使った商品も購入できます。

コーヒーワークスで豆やお土産を選ぶ

マリーバのコーヒーワークス(Coffee Works)では、さまざまなコーヒー豆、チョコレート、リキュール、ギフト商品などを販売しています。

味の異なる豆を選んだり、北クイーンズランドらしいお土産を探したりする立ち寄り先としておすすめです。

スカイバリーとコーヒーワークスが代表的ですが、マリーバ周辺には、ほかにもコーヒー農園やロースタリーが点在しています。

ジャックス・オーストラリアン・コーヒー(Jaques Australian Coffee)など、農園見学やコーヒーの試飲を楽しめる場所もあります。営業日や見学方法、ツアーの実施状況は施設ごとに異なるため、訪問前に確認してください。

フルーツワインや蒸留酒も高原の名物

マリーバ周辺では、マンゴーなどのトロピカルフルーツを使ったワインやリキュールも造られています。

ビブーラのゴールデンドロップ・ワイナリー(Golden Drop Winery)では、マンゴーワイン、スパークリング、マンゴーポート、柑橘系のリキュールなどを扱っています。

ウォーカミンのマウント・アンクル蒸留所(Mt Uncle Distillery)では、ラム、ジン、ウイスキー、ウォッカなどを製造しており、有料のガイド付きテイスティングも行われています。

レンタカーを運転する人は試飲せず、商品の購入や施設見学を中心に楽しみましょう。

高原の町でローカルマーケットをのぞく

ヤンガバラやアサートンなど、アサートン高原の町では、月に1回ほどローカルマーケットが開かれています。

地元で採れた野菜や果物、焼き菓子、コーヒー、手工芸品などが並び、観光施設とは違う高原の暮らしを感じられるのが魅力です。

旅行日と開催日が重なれば、ドライブの途中に立ち寄ってみるのも楽しいでしょう。開催日や会場は変更される場合があるため、訪問前に各町の最新情報を確認してください。

ケアンズ南部の滝ルートと自分に合う回り方

ジョセフィン滝とバビンダはアサートン高原とは別ルート

ジョセフィン滝(Josephine Falls)とバビンダ・ボルダーズ(Babinda Boulders)は、アサートン高原の中心部ではなく、ケアンズから南へ向かうブルース・ハイウェイ周辺にあります。

パロネラパークへ向かう途中に立ち寄りやすいため、次の南部ルートとして組み合わせられます。

ケアンズ → バビンダ・ボルダーズ → ジョセフィン滝 → パロネラパーク → ケアンズ

バビンダとジョセフィン滝で水遊びをして、パロネラパークまで楽しむ場合は、それだけで充実した1日になります。

この南部ルートにMamu Tropical Skywalkまで加えると時間が足りなくなりやすいため、Mamuはアサートン高原周回ルートへ入れるのがおすすめです。

天然の岩の滑り台があるジョセフィン滝

ジョセフィン滝は、熱帯雨林の中を流れる複数段の滝です。駐車場から森の遊歩道を歩いてアクセスできます。

指定されたスイミングエリアには、水の流れで表面が滑らかになった天然の岩の滑り台があります。安全に利用できる状態であれば、岩の上を滑って天然のプールへ入る体験を楽しめます。

ただし、周辺は雨によって水位や流れが急に変わることがあります。スイミングを楽しめるのは指定エリアのみで、現地の標識や閉鎖情報に必ず従ってください。

訪問日によってはスイミング禁止となる場合もあるため、出発前にクイーンズランド州立公園の最新アラートを確認しましょう。

バビンダ・ボルダーズと町のベーカリー

バビンダ・ボルダーズは、巨大な岩と透明感のある水、深い熱帯雨林がつくる景色を楽しめる場所です。

指定されたエリアではスイミングを楽しめますが、立入禁止区域や流れの速い場所には入らず、現地の案内に従う必要があります。

バビンダは降水量が多い地域としても知られ、雨によって森や川の表情が変わります。強い雨の後は道路や水辺の状況を確認しましょう。

バビンダの町へ立ち寄るなら、地元で親しまれているバビンダ・ベーカリーもおすすめです。パンやパイ、甘いもの、飲み物などを購入でき、ドライブ途中の朝食や軽いランチに利用できます。

なお、巨大な長靴の塔「ゴールデン・ガンブート」があるのは、バビンダではなく、さらに南にあるタリーです。

ツアーとレンタカーはどう選ぶ?

現地ツアーは、山道の運転を避けたい方、日本語ガイドの解説を聞きたい方、訪問地や時間配分を任せたい方に向いています。

レンタカーは、興味のある場所を選び、自分たちのペースで巡りたい方におすすめです。コーヒー園で長めにランチを取ったり、マーケットへ寄ったり、写真撮影の時間を調整したりできます。

レンタカーにはナビゲーションが付いていることも多く、車種によってはApple CarPlayやAndroid Autoを利用できます。ただし、郊外では通信が不安定になる場合もあるため、出発前にルートを確認しておくと安心です。

アサートン高原は範囲が広いため、1日にすべてを回ろうとせず、次のどちらかを選ぶと旅程を作りやすくなります。

  • カーテンフィグツリー、ミラミラ滝、Mamu、パロネラパークを巡る高原周回ルート
  • バビンダ、ジョセフィン滝、パロネラパークを巡るケアンズ南部ルート

海のツアー、キュランダ、アサートン高原を組み合わせる場合は、早朝出発のツアーを連日詰め込みすぎないことも大切です。

ケアンズ旅行の日程を考える際は、ケアンズ6日間のモデルコースを見ると、海・熱帯雨林・動物体験の配分をイメージしやすくなります。

滝や湖でスイミングを楽しみたい、ロックワラビーに会いたい、コーヒー園へ行きたいなど、自分たちの目的に合わせて旅程をアレンジするなら相談がおすすめです。

オーダートリップでは、航空券、ホテル、現地ツアー、レンタカー、移動をまとめて考えながら、ご希望に合うケアンズ旅行をご提案します。

ケアンズ旅行の無料プラン作成から、希望する場所や過ごし方をご相談ください。

よくあるご質問

アサートン高原はケアンズから日帰りで楽しめますか?

日帰りで楽しめます。立ち寄り先の組み合わせにもよりますが、8時間程度を目安に計画すると無理なく巡れます。

アサートン高原はツアーとレンタカーのどちらがおすすめですか?

自分で調べる手間を省きたい方や、夜行性動物・星空を見たい方はツアー、自分のペースで巡りたい方はレンタカーがおすすめです。

アサートン高原の滝や湖ではスイミングできますか?

ミラミラ滝やイーチャム湖など、スイミングを楽しめる場所があります。現地の案内や遊泳状況を確認して利用しましょう。

ミラミラ滝・カーテンフィグツリー・パロネラパーク・Mamuは1日で巡れますか?

早めに出発すれば組み合わせ可能です。ただし各所でゆっくり過ごしたい場合は、立ち寄り先を絞ると余裕が生まれます。

グラネット渓谷ではロックワラビーに会えますか?

野生のロックワラビーを観察でき、現地販売の餌で餌付け体験もできます。入園料と餌代は現地払いで、料金は変動します。

向野 淑子
この記事を書いた人 — 向野 淑子

ケアンズ在住。大学卒業後、広告代理店で9年間勤務したのち、夫婦で愛犬とともにオーストラリアへ移住。現地では語学学校や販売業、コミュニティFM日本語放送のボランティアなど、地域に根ざした経験を積みました。
その後、ツアーデスクにてトラベルコンサルタントとして勤務し、現在も旅行業に従事。オーストラリア旅行を中心に、お客様一人ひとりに寄り添った旅づくりをサポートしています。
ケアンズ在住ならではの現地目線を活かし、観光だけでなく過ごし方まで含めた実践的なご提案が可能です。ダイビングやグレートバリアリーフの魅力も、実体験をもとにご案内します。
保有資格:オーストラリア政府観光局認定プログラム・オージースペシャリスト、ハミルトン島認定プログラム・ハミルトン島スペシャリスト、PADIアドバンスド・オープン・ウォーター(AOW)

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