ケアンズから約45分~1時間でアクセスできるグリーン島。世界遺産グレートバリアリーフの美しい海を気軽に楽しめる一方、「船はかなり揺れる?」「グラスボトムボートでも酔う?」と心配な方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、グリーン島行きの船は、海況によって揺れることがありますが、事前に対策すれば船酔いしやすい方でも参加を検討しやすいツアーです。
船酔いが心配な方は、酔い止めをケアンズの薬局で購入するか、日本から使い慣れた薬を持参しておくと安心です。また、船酔いへの不安が非常に強い場合は、ケアンズからヘリコプターでグリーン島へ移動する方法もあります。
ただし、船の揺れ方は当日の風や波によって変わり、「航海時間が短いから絶対に酔わない」とは言い切れません。酔い止め、座席、船内での過ごし方に加え、グラスボトムボートへ参加するか、ヘリコプターを利用するかまで含めて考えておくと安心です。
目次
- グリーン島行きの船は実際どのくらい揺れる?
- なぜ短い航路でも船酔いが心配になる?
- 酔いやすい人が出発前と船内でできる対策
- グラスボトムボートでも船酔いする?
- 迷ったらこう選ぶ|船酔いが心配な人のグリーン島ツアー
グリーン島行きの船は実際どのくらい揺れる?
ケアンズからグリーン島までは、運航会社や便によって約45分~1時間です。アウターリーフまで向かうクルーズと比べると航海時間は短く、グリーン島はケアンズから行きやすい離島のひとつです。
ただし、使用されるのは海上を進む高速船です。湾内だけを走る遊覧船ではないため、風が強い日や波が高い日は、上下に弾むような揺れや左右の揺れを感じることがあります。
反対に、風が弱く海が穏やかな日は、「思っていたほど揺れなかった」と感じる方もいます。同じ航路でも日によって体感が変わるため、「グリーン島行きの船はいつも激しく揺れる」というわけではありません。
船の大きさや座る場所、その日の体調によっても感じ方は異なります。グリーン島行きの船が揺れるかどうかは、参加日が近づいてから天気予報だけで判断するのではなく、風や波の状況も確認することがポイントです。
ケアンズ周辺の海ツアー全体から行き先を比較したい方は、船酔いが心配な方のケアンズ海ツアー選びも参考にしてください。
なぜ短い航路でも船酔いが心配になる?
船酔いは、目から入る情報と、内耳が感じる揺れとのずれによって起こりやすくなります。船の中でスマートフォンを見たり、パンフレットを読み続けたりすると、体は揺れを感じているのに視線が近くで固定されるため、気分が悪くなることがあります。
また、寝不足、空腹、食べすぎ、飲酒、緊張なども体調に影響します。「酔ったらどうしよう」と考えすぎることで、船に乗る前から気分が悪くなる方もいます。
グリーン島行きの船では、次のような条件が重なると揺れを強く感じる可能性があります。
- 風が強く、海面に白波が見える日
- 船内でスマートフォンや本を見続ける
- 船の先端や上階など、揺れを感じやすい場所にいる
- 排気や食べ物などのにおいが気になる場所に長くいる
- 睡眠不足や二日酔いなど、もともとの体調がよくない
- 空腹のまま乗る、または直前に脂っこい食事を多く取る
船酔いが心配だからといって、朝食を完全に抜く必要はありません。消化のよいものを少量取り、水分も無理のない範囲で補給しておく方が過ごしやすいでしょう。
グリーン島までの航海時間は比較的短いものの、往路だけでなく復路もあります。行きの船で問題がなかった場合でも、島で疲れた後の帰りに酔う可能性があるため、帰路の対策も忘れないようにしましょう。
酔いやすい人が出発前と船内でできる対策
船酔いしやすい方は、気分が悪くなってから対応するより、乗船前から準備しておくことが大切です。
酔い止めは現地で購入、または日本から持参する
船酔いが心配な方は、酔い止めの薬を準備しておきましょう。ケアンズ到着後に薬局で購入することもできますが、英語での確認や商品選びに不安がある場合は、日本から普段使っている酔い止めを持参する方が安心です。
往路だけでなく復路でも船に乗るため、必要な回数分を用意してください。服用するタイミングは薬によって異なるため、商品の説明書を確認しましょう。
持病がある方、妊娠中の方、ほかの薬を服用している方は、事前に医師または薬剤師へ相談してください。
船の中央付近を選ぶ
一般的に船の先端や上階より、中央付近や低い階の方が揺れを感じにくい傾向があります。自由席の場合は早めに乗船し、中央付近の席を探すとよいでしょう。
屋外に出られる船では、新鮮な空気に当たりながら遠くの水平線を見ると楽になる方もいます。ただし、排気のにおいが苦手な場合は、においを感じにくい場所へ移動してください。
スマートフォンを見続けない
乗船後は、スマートフォンや本を見る時間を減らし、遠くの景色や水平線を見るようにします。目を閉じて休む場合は、頭を座席に預け、できるだけ動かさないようにすると楽に感じることがあります。
「少し気持ち悪いかも」と感じた段階で、早めにスタッフへ伝えることも大切です。我慢して悪化させるより、座席の移動やエチケット袋の準備など、早めに対応した方が安心です。
船酔いが強く心配ならヘリコプターも選択肢
グリーン島へは船だけでなく、ケアンズからヘリコプターで移動する方法もあります。船に乗る時間を減らせるため、過去に船で強く酔った経験がある方や、船酔いへの不安が大きい方に向いています。
プランによっては、往路をヘリコプター、復路を船にする「フライ&クルーズ」などの組み合わせも可能です。上空からグレートバリアリーフを眺められるため、移動そのものを特別な体験にできるのも魅力です。
ただし、船利用より料金が高く、座席数にも限りがあります。また、予約時に体重申告が必要となる場合があり、天候によっては運航できないこともあります。船にまったく乗りたくない場合は、往復ともヘリコプターで手配できるか、予約前に確認が必要です。
ヘリコプター利用を検討したい方は、ホットホリデーで販売のヘリコプターで行くグリーン島ツアーも参考にしてください。
グラスボトムボートでも船酔いする?
グラスボトムボートは、船底のガラス越しにサンゴや魚を観察できるアクティビティです。泳がずにグレートバリアリーフの海中を楽しめるため、泳ぎが苦手な方や子ども連れにも選ばれています。
一方で、下を向いて海中を見続けるため、人によってはグリーン島までの高速船より酔いやすく感じることがあります。小型船のため、当日の波によっては細かな揺れを感じることもあります。
グラスボトムボートに参加する場合は、次の点を意識すると安心です。
- ガラス部分だけを長時間見続けず、ときどき顔を上げる
- 気分が悪くなりそうなときは、遠くの景色を見る
- 高速船で酔った場合は、島に着いてから体調を見て参加を判断する
- 無理をせず、島内散策やビーチでの休憩に切り替える
ツアーによっては、シュノーケリング用具とグラスボトムボートのどちらかを選べるプランと、両方が含まれるプランがあります。船酔いが強く心配な方は、グラスボトムボートが必須ではないプランを選ぶ方法もあります。
グラスボトムボートが含まれている場合でも、当日の体調が悪ければ無理に参加しないことが大切です。グリーン島ではビーチ散策や島内散策など、船に乗らずに楽しめる過ごし方もあります。
具体的な運航時間や含まれる内容は、ホットホリデーで販売のグリーン島日帰りツアーや、グラスボトムボート付きグリーン島ツアーで確認できます。
迷ったらこう選ぶ|船酔いが心配な人のグリーン島ツアー
船酔いが少し心配な程度であれば、酔い止めをケアンズで購入するか、日本から使い慣れた薬を持参し、船内では中央付近の席を選ぶとよいでしょう。
一方、過去に船で強く酔った経験がある方は、次のように選ぶと安心です。
- グリーン島だけを訪れる、航海時間の短いツアーを選ぶ
- アウターリーフまで足を延ばすプランは避ける
- グラスボトムボートが選択制のプランを選ぶ
- 島での滞在時間に余裕がある便を選ぶ
- 片道または往復をヘリコプターにする
- 前後の日程を詰め込みすぎず、体調を整えて参加する
船酔いが少し心配なら「酔い止めを準備してグリーン島単独ツアー」、船酔いへの不安が非常に強いなら「ヘリコプター利用」が選びやすいでしょう。
グリーン島単独ツアーであれば、アウターリーフまで向かうツアーより船に乗る時間を短くできます。島に到着した後は陸上で過ごせるため、ビーチ散策、島内散策、プールなどを自分のペースで楽しめます。
ヘリコプターは料金が高くなりますが、船に乗る時間を減らせるだけでなく、上空からグレートバリアリーフを眺められるという特別な体験もできます。ただし、天候や空席状況によって利用できない場合があるため、早めの確認がおすすめです。
島での過ごし方については、グリーン島旅行ガイドもあわせてご覧ください。
それでも「自分の船酔いの程度に合うツアーがわからない」「船とヘリコプターのどちらにするか迷う」「グラスボトムボートを付けるか決められない」という場合は、無理に自己判断する必要はありません。
オーダートリップでは、船酔いへの不安、旅行日数、同行者の年齢、泳げるかどうかなどを伺いながら、グリーン島やケアンズ観光を組み合わせた無理のない日程をご提案します。オーダートリップの無料プラン作成から、お気軽にご相談ください。














