結論|タイは「人・食・文化・リゾート」のバランスがいい国
タイ旅行が初めての海外旅行者からリピーターまで長く支持されている理由は、有名な観光地が多いからだけではありません。
寺院や歴史を見たい人、タイ料理を楽しみたい人、買い物をしたい人、海でのんびりしたい人まで、それぞれが自分の好きなタイを見つけやすい国だからです。
首都バンコクでは、王宮や寺院を巡った数時間後に、おしゃれなカフェや巨大ショッピングモールへ行くことができます。
ローカル食堂では本格的なタイ料理を楽しめる一方、スクンビットやトンロー周辺などには日本食レストランも多く、食事に疲れたときに和食へ戻りやすいのも日本人にはうれしいところです。
昨今はタイも物価が上がっていますが、ローカルの食堂やフードコートなどを利用すれば、タイ料理はまだ比較的手頃な価格で楽しめます。
そして、何よりおいしい。
パッタイ、カオマンガイ、ガパオ、トムヤムクン、カレーなど、旅行中に「次は何を食べよう」と考えるのもタイ旅行の楽しみです。
タイ料理は辛いイメージがありますが、すべての料理が激辛というわけではありません。辛い料理でも「辛さ控えめ」「唐辛子なし」とお願いできる店が多いため、辛いものが苦手でもタイ料理を楽しめます。
さらに近年のバンコクは、おしゃれなカフェやスイーツ店もかなり充実しています。
昔ながらの屋台と最先端のカフェが同じ街に共存している。このギャップも、何度行っても飽きにくい理由だと思います。
バンコクの魅力|壮麗な寺院から花市場・カフェ・買い物まで楽しめる
タイ旅行の入口として、まずおすすめしたいのがバンコクです。
バンコクの王宮や寺院そのものはユネスコ世界遺産ではありませんが、世界遺産にも負けないほど壮麗な王宮や寺院建築が数多く残っています。
初めて訪れるなら、まずは王宮、ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルンを巡る王道コースがおすすめです。
全長約46mの黄金の涅槃仏|ワット・ポー
ワット・ポーで最も有名なのが巨大な黄金の涅槃仏です。
全長46m、高さ15mという大きさで、実際に目の前に立つと、写真から想像する以上の迫力があります。足裏に施された螺鈿細工も見逃せません。
「暁の寺」と呼ばれるワット・アルン
チャオプラヤー川の西岸に建つワット・アルンは、「暁の寺」として知られるタイを代表する寺院の一つです。
細かな陶器片などで装飾された大仏塔は華やかで、川越しに見る姿も美しく、バンコクを象徴する風景の一つです。
バンコク市内を自分の希望に合わせて巡りたい場合は、ホットホリデーで販売のバンコク・専用車&ガイドチャータープランも選択肢です。日本語ガイドと専用車で、市内観光を自分たちのペースで組み立てたいときに利用できます。
SNSでも人気の幻想的なワット・パクナム
王道の寺院とは少し雰囲気を変えたいなら、ワット・パクナムもおすすめです。
大仏塔の最上階には、仏陀の生涯を描いたブルーやグリーンを基調とする幻想的な天井画とガラス塔があります。
SNSなどで写真を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
写真映えする場所ですが、現在も信仰されている寺院なので、静かに参拝し、撮影マナーを守ることも大切です。
花好きならパーク・クローン花市場へ
少し違ったバンコクの日常を見たいなら、パーク・クローン花市場もおすすめです。
タイ最大の生花市場で、蘭、ジャスミン、蓮、バラなど大量の花が並びます。
寺院へのお供えに使う花飾り「プアンマーライ」も販売されており、タイの暮らしと花文化を身近に感じられる場所です。花好きならぜひ立ち寄りたい市場です。
カフェ・スイーツ・タイブランド巡りも楽しい
現在のバンコクは「寺院を見る街」だけではありません。
ショッピングモールにはカフェやスイーツショップが充実し、買い物目的だけでもかなり楽しめます。
タイ発の人気キャラクター「Butterbear」も注目の存在で、EmsphereやSiam Paragon、スワンナプーム空港などにショップがあります。グッズ好きならタイ土産探しにもおすすめです。
個人的におすすめしたいお土産が、タイ発のフレグランス・ウェルネスブランドです。
PAÑPURI(パンピューリ)やHARNN(ハーン)は、香りの良いボディケア、アロマ、フレグランスなどが揃い、自分用にもプレゼントにも使いやすいブランドです。
PAÑPURIはセントラルワールド、サイアムパラゴン、ICONSIAMなど、HARNNもセントラルワールドやICONSIAMなどに店舗があります。
バンコクから日帰りでも面白い|アユタヤ・カンチャナブリ・ホアヒン
バンコク旅行の面白さは、市内だけにありません。
少し郊外まで足を延ばすだけで、タイの歴史が一気に深くなります。
世界遺産アユタヤ|タイ旅行なら一度は見たい古都
バンコクの北約86kmに位置するアユタヤは、タイを代表する世界遺産です。
1350年頃に築かれ、14〜18世紀に繁栄したアユタヤ王朝の都で、現在も寺院や仏塔の遺跡が広い範囲に残されています。1991年に「古都アユタヤ」としてユネスコ世界遺産に登録されました。
バンコクまで来たなら、個人的にはアユタヤはぜひ旅程に入れてほしい場所です。
日帰りでも主要な遺跡を巡ることができ、近代的なバンコクとの景色の違いも楽しめます。
さらに日本人にとって興味深いのが「アユタヤ日本人町跡」です。
16〜17世紀には多くの日本人がアユタヤに暮らしており、日本人町が形成されていました。ここには、アユタヤ王朝で活躍した山田長政にまつわる歴史も残されています。
バンコクから効率よく訪れるなら、アユタヤ半日観光のような現地ツアーも選択肢です。
映画「戦場に架ける橋」の歴史を訪ねるカンチャナブリ
歴史に興味があるなら、カンチャナブリも印象に残る場所です。
バンコクから陸路で行くことができ、第二次世界大戦中に建設された泰緬鉄道とクウェー川鉄橋があります。
映画『戦場に架ける橋』で世界的に知られるようになった場所ですが、単なる映画ロケ地ではありません。
周辺には泰緬鉄道博物館、JEATH戦争博物館、共同墓地などがあり、鉄道建設の背景や戦争の歴史を学ぶことができます。
日本との関わりも深い場所なので、日本人旅行者だからこそ、一度訪れて歴史を知る意味のある場所だと思います。
ホットホリデーでは、クウェー川鉄橋と泰緬鉄道を巡るカンチャナブリ日帰りツアーも販売されています。
王室の避暑地ホアヒンで少し大人のリゾートへ
バンコクから車で南へ向かうなら、ホアヒンもおすすめです。
ホアヒンは1900年代初頭から王室の避暑地・保養地として発展してきた歴史を持つ海辺のリゾートです。
現在も王室ゆかりの離宮や歴史的建造物が残り、プーケットとはまた違った落ち着いた雰囲気があります。
ビーチ、シーフード、ナイトマーケット、ゴルフなどを楽しめるので、「バンコク+静かなビーチリゾート」という組み合わせにも向いています。
プーケット・チェンマイまで足を延ばすと、タイ旅行はさらに面白い
タイが何度行っても飽きにくい大きな理由が、都市ごとに景色や文化が大きく違うことです。
プーケット|飛行機で移動すればアジアを代表するビーチリゾートへ
バンコクから国内線でプーケットへ移動すると、旅の雰囲気は一変します。
海沿いには大型リゾートから隠れ家的ホテルまで数多く並び、ホテルでのんびりしたり、スパを受けたり、ビーチで過ごしたりと、都市観光とは違う休日を楽しめます。
バンコクで寺院とグルメを楽しんだあと、後半をプーケットのリゾートステイにする組み合わせは、タイらしさを一度に味わえるおすすめルートです。
プーケットからピピ島へ|映画『ザ・ビーチ』の世界
プーケットまで行くなら、ぜひ候補に入れたいのがピピ諸島です。
ピピ・レ島のマヤベイは、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ(The Beach)』のロケ地として世界的に有名になりました。
切り立った石灰岩の崖とエメラルド色の海に囲まれた景観は、まさに南国の秘境という雰囲気です。
ただし、マヤベイは自然環境保護のため入場方法や閉鎖期間が設定されることがあります。訪問前に最新情報を確認してください。
現地ツアーでは、ピピ島・バンブー島・カイ島を巡る1日ツアーなどがあります。
チェンマイ|北部文化とゆっくりした時間を楽しむ
海よりも文化や街歩きを楽しみたいなら、北部のチェンマイへ。
旧市街には寺院が点在し、ナイトマーケット、カフェ、北部料理、山の自然など、バンコクとは違った穏やかなタイを楽しめます。
タイ旅行2回目、3回目の人にもおすすめしたい都市です。
タイといえばゾウをイメージする人も多いでしょう。
チェンマイ周辺やアユタヤ、カンチャナブリなどには、ゾウと触れ合える施設があり、現在も象乗り体験を扱う施設・ツアーがあります。
一方、近年は象に乗らず、餌やりや観察などを中心に動物福祉へ配慮する施設を選ぶ旅行者も増えています。象との触れ合いを希望する場合は、体験内容だけでなく飼育環境や施設の方針も確認して選ぶとよいでしょう。
今後の記事では、バンコク、プーケット、チェンマイをそれぞれ詳しく紹介していく予定です。
初めてでも旅行しやすい|食事・交通・治安・医療もタイの魅力
タイは異国情緒をしっかり感じられる一方、旅行インフラが比較的整っているのも魅力です。
バンコクの渋滞ではBTS・MRTを上手に使う
バンコクで覚えておきたいのが交通渋滞です。
時間帯によっては車がほとんど動かないほど道路が混雑することもあるため、渋滞時間帯はBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)を利用すると移動時間を読みやすくなります。
BTSは主要なショッピングエリアやスクンビット周辺を移動するのにも便利です。
タクシーならGrabが便利
タクシーの運転手さんは英語が十分に通じないこともあります。
そのため、旅行者には配車アプリのGrabを入れておくことをおすすめします。
アプリ上で目的地を指定でき、車種によっては乗車前に料金も確認できるため、住所を口頭で説明する必要がありません。
トゥクトゥクは「移動」より「タイらしい体験」として
タイといえばトゥクトゥクも有名です。
もちろんバンコクの観光地周辺では現在も見かけますが、私自身は以前と比べると、日常の移動手段として乗る機会は少なくなったと感じます。
BTS、MRT、Grabなどが便利になったため、バンコクでは実用的な移動手段というより「タイに来た記念に乗ってみる」乗り物として考えるとよいでしょう。
地方都市にもトゥクトゥクや似たタイプの三輪車が走っている地域があり、街によって車体の形が違うのを見るのも面白いところです。
観光地は比較的歩きやすいが、基本的な防犯対策は必要
バンコク、チェンマイ、プーケットなど主要観光エリアには世界中から旅行者が訪れており、普通に観光を楽しめる場所が多くあります。
一方で、「治安がいいから何も気にしなくていい」という意味ではありません。
混雑した市場や電車では貴重品を管理する、夜遅くに知らない場所を一人で歩かない、タクシーや配車アプリを適切に利用するなど、海外旅行として基本的な防犯対策は必要です。
医療環境が整った病院が多いのも安心材料
バンコクには外国人患者を多く受け入れている大規模な私立病院があり、タイは医療ツーリズムの目的地としても知られています。
私自身、以前タイ滞在中にものもらいが悪化し、現地の病院で手術を受けたことがあります。
行く前はかなり不安でしたが、実際に訪れた病院はとてもきれいで、高級ホテルのような雰囲気だったことを覚えています。
もちろん旅行中の病気や治療内容によって対応できる病院は異なり、海外旅行保険への加入も重要ですが、バンコクには外国人旅行者が受診しやすい医療機関があることは安心材料の一つです。
食事に困りにくいのも日本人旅行者には大きい
タイ料理を毎日楽しみたい人にはもちろん最高ですが、長期旅行になると「今日は日本食が食べたい」と思う日もあります。
バンコクには日本食レストラン、日系スーパー、日本の食材を扱う店が多いため、食事面で逃げ道があるのも便利です。
タイ料理についても、辛さを調整できる料理や店が多いので、辛いものが苦手なら注文時に伝えてみましょう。
タイの魅力は、寺院やビーチがきれいなことだけではありません。
人の温かさ、歴史、料理、買い物、カフェ、世界遺産、リゾート、そして旅行のしやすさまで、たくさんの魅力が一つの国に詰まっています。
初めてならバンコク+アユタヤ。
歴史が好きならカンチャナブリ。
少しゆっくりするならホアヒン。
海ならプーケット+ピピ島。
北部文化を味わうならチェンマイ。
こうして旅行するたびに別のタイを見つけられるからこそ、世界中からリピーターが訪れるのだと思います。
「バンコクとプーケットを両方入れたい」「アユタヤとカンチャナブリならどちらがいい?」「チェンマイまで入れると何日必要?」など、まだ具体的な旅程が決まっていない段階でも大丈夫です。
オーダートリップの無料相談では、旅行日数、予算、行きたい場所、やりたいことを整理しながら、自分に合ったタイ旅行のルートを一緒に考えることができます。





























