ナミブ砂漠
ナミブ砂漠はナミビア西部の大西洋沿岸に広がる世界最古級の砂漠のひとつとされ、形成は数千万年前にさかのぼると考えられています。南北約2,000kmに及ぶ乾燥地帯で、赤く染まる巨大砂丘、岩石平原、塩盆地など多様な地形が連なり、ナミビアを象徴する景観地域です。冷たいベンゲラ海流の影響で霧が発生しやすく、この霧が砂漠の生態系を支える重要な水源となっています。
砂漠内にはナミブ=ナウクルフト国立公園が含まれ、ソーサスフレイやデッドフレイといった有名スポットもこのナミブ砂漠の一部です。砂丘の高さは300mを超えるものもあり、朝夕には砂が赤やオレンジ色に変化する幻想的な風景が広がります。一見不毛に見える環境ながら、霧を利用して水分を得る昆虫や、オリックスなどの野生動物も生息し、極限環境の生態系が観察できる地域としても注目されています。
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