ヨーロッパ周遊は鉄道と飛行機どっちがいい?移動手段の選び方を比較

この記事の目次

ヨーロッパ周遊を考え始めると、パリ、ロンドン、スイス、イタリア、オランダ、ベルギー……行きたい国や都市が次々に出てきます。そこで多くの方が迷うのが、「航空機移動がいいのか?鉄道移動がいいのか?」というポイントです。

結論から言うと、ヨーロッパ周遊は鉄道を基盤に旅程を作り、距離が長い区間だけ飛行機を組み合わせると、無理の少ないルートになりやすいです。ヨーロッパはLCC格安航空券の路線が多く、早期に購入すれば安く移動できることもありますが、空港が都市中心部から遠いことが多いのが落とし穴。料金だけでなく、空港までの移動時間や荷物、到着後の動きやすさまで含めて考えることが大切です。

結論|ヨーロッパ周遊は鉄道を軸に、長距離だけ飛行機を組み合わせるのがおすすめ

ヨーロッパ周遊で移動手段を選ぶときは、「鉄道か飛行機か」の二択で考えるより、まず旅の骨組みを決めるのがおすすめです。

たとえば、ロンドン、パリ、ブリュッセル、アムステルダムのように都市同士が比較的近いエリアは、鉄道でつなぐと旅の流れがとても自然です。駅が街の中心部にあることも多く、到着後すぐにホテルや観光へ移りやすいのが魅力です。

一方で、パリからアテネ、ロンドンからローマ、北欧から南欧のように距離が大きく離れる場合は、飛行機を使った方が現実的なこともあります。特に日数が限られている場合、長距離移動を飛行機にすることで現地滞在時間を確保しやすくなります。

また、日本からヨーロッパへ向かう国際線についても、直行便だけでなく経由便を使うことで航空券代を抑えられる場合があります。日程に余裕がある方や、乗り継ぎ地を少し楽しみたい方は、経由便も検討する価値があります。

西欧を中心にルートを考えるなら、まず西欧旅行の周遊プランを見ながら、行きたい都市同士の位置関係をつかんでおくと、鉄道向きか飛行機向きか判断しやすくなります。

鉄道と飛行機の違いを比較表でチェック

ヨーロッパは国境を越えやすく、鉄道網も航空路線も充実しています。そのため、移動手段の選択肢が多い反面、「結局どちらが楽なのか」がわかりにくいエリアでもあります。

比較項目鉄道移動飛行機移動
向いている区間近距離〜中距離の都市間中距離〜長距離の都市間
費用感早期予約で安くなることが多いLCCなら安いが追加料金に注意
発着場所中心駅発着が多く、街歩きに便利空港が郊外にあることが多い
荷物自分で持ち込めて比較的スムーズ預け荷物・重量制限に注意
旅の楽しさ車窓や国境越えも旅の一部になる効率重視で時間を短縮しやすい
注意点人気路線は早めの予約が安心空港移動と搭乗手続きの時間が必要

ヨーロッパのLCC格安航空券は、路線数が多く、早期購入ならかなり安く見えることがあります。ただし、安い航空券ほど発着空港が都市中心部から離れていたり、荷物代や座席指定料が別料金だったりすることもあります。

たとえば「飛行機なら1時間半」と思っても、空港まで1時間、チェックインや保安検査で1〜2時間、到着後に市内までさらに1時間かかることもあります。結果として、中心駅から中心駅へ移動できる鉄道の方が楽だった、というケースも少なくありません。

具体的な鉄道移動のイメージをつかみたい方は、オーダートリップで旅全体を相談しつつ、現地でできる体験の参考としてホットホリデーで販売のユーロスターで行くパリ発ロンドン日帰りツアーを見ておくと、ヨーロッパの鉄道移動がどのような旅程に組み込めるかイメージしやすくなります。

鉄道移動が向いている人|ヨーロッパらしい周遊感を楽しみたい人

ヨーロッパ周遊で鉄道がおすすめなのは、移動そのものも旅の時間として楽しみたい人です。駅を出ればすぐ街が広がる都市も多く、移動日でも観光や食事を組み込みやすいのが鉄道の大きな魅力です。

特に、次のような旅には鉄道移動が向いています。

  • パリ、ロンドン、ブリュッセル、アムステルダムを巡る西欧周遊
  • ウィーン、プラハ、ブダペストなどを巡る中欧周遊
  • ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアを巡るイタリア周遊
  • スイスで絶景列車を楽しむ旅
  • 移動のたびに空港へ行く負担を減らしたい旅

有名なユーロスターは、ロンドンとパリ、ブリュッセル、アムステルダムなどを結ぶ代表的な国際列車です。飛行機を使わずに国境を越えられるので、ヨーロッパ周遊らしい移動を楽しみたい方には特に人気があります。

また、鉄道メインの旅としておすすめなのがスイスです。なかでもグレイシャー・エクスプレスは、スイスの山岳風景をゆっくり楽しめる人気の絶景列車。単なる移動手段ではなく、列車そのものが旅の目的になるため、スイス旅行では鉄道を軸に旅程を組む価値があります。

中欧やスイス周辺を組み合わせたい方は、中欧&バルカン周遊5日モデルコースのような複数都市を巡るルートを参考にすると、鉄道・車・飛行機をどう組み合わせるか考えやすくなります。

飛行機移動が向いている人|離れた都市を効率よく巡りたい人

飛行機移動が向いているのは、限られた日数で離れた国や都市を組み合わせたい人です。

ヨーロッパ内はLCC格安航空券の路線が多く、早期に購入するとかなり安い運賃が出ることもあります。たとえば、西欧と南欧、北欧と中欧、スペインと東欧など、地図上で大きく離れた都市を一度の旅行に入れたい場合は、飛行機を使うことで移動時間を短縮しやすくなります。

ただし、飛行機移動で注意したいのは「航空券代だけで判断しない」ことです。

LCCは基本運賃が安くても、預け荷物、機内持ち込みサイズ、座席指定、空港までの交通費を加えると、想像より高くなることがあります。また、空港が都市中心部から遠い場合、朝早い便や夜遅い便は移動の負担が大きくなりやすいです。

飛行機を使う場合は、次のような考え方がおすすめです。

  • 長距離区間だけ飛行機にする
  • 到着日は観光を詰め込みすぎない
  • LCCは早期購入を意識する
  • 荷物追加料金まで含めて比較する
  • 空港から市内までの移動時間も確認する

日本からヨーロッパまでの航空券も同じで、直行便にこだわりすぎず、経由便を使うことで価格を抑えられることがあります。もちろん、乗り継ぎ時間が長すぎると疲れやすいため、日程に余裕がある場合の選択肢として考えるのがよいでしょう。

迷ったら、プロに相談して効率よく何カ国か巡る旅程を作ろう

ヨーロッパ周遊で難しいのは、鉄道と飛行機のどちらが正解かではなく、「どの順番で都市を巡ると無駄が少ないか」です。

同じ3カ国周遊でも、都市の並べ方を少し変えるだけで、移動時間や航空券代、ホテルの取りやすさが変わることがあります。鉄道でつなぐ方が自然な区間もあれば、飛行機を入れた方が効率的な区間もあります。

選び方の目安は、次のように考えるとわかりやすいです。

旅の条件おすすめの考え方
近い都市を2〜3都市巡る鉄道を基盤に旅程を作る
離れた国を組み合わせる飛行機を一部入れる
スイスを入れたい鉄道メインで絶景列車を検討する
旅行代金を抑えたい日本発着は経由便、欧州内は早期LCCも検討
初めてのヨーロッパ周遊移動回数を増やしすぎない
効率よく何カ国か巡りたいルート設計をプロに相談する

プロに相談すれば、行きたい都市をただ並べるだけでなく、鉄道でつなぐべき区間、飛行機を使うべき区間、あえて1都市を減らした方が満足度が上がるケースまで含めて、効率のよい日程を作りやすくなります。

オーダートリップでは、ヨーロッパ周遊の希望都市、日数、予算、旅の目的に合わせて、鉄道と飛行機を組み合わせたオーダーメイドの旅程をご提案できます。航空機移動がいいか、鉄道移動がいいか選ぶのが難しい場合は、オーダートリップの無料相談で希望条件を整理しながら、自分に合う周遊ルートを考えてみてください。

よくあるご質問

ヨーロッパ周遊は鉄道と飛行機のどちらがおすすめですか?

近距離・中距離は鉄道、長距離は飛行機を組み合わせるのがおすすめです。旅程全体の流れで選ぶと無理が少なくなります。

ヨーロッパ内のLCCは安いですか?

早期購入なら安い運賃が出ることがあります。ただし、荷物代や座席指定料、空港までの交通費も含めて比較しましょう。

LCC移動で注意したいポイントはありますか?

空港が都市中心部から遠いことがあります。搭乗時間だけでなく、空港移動や手続き時間も含めて考えるのが大切です。

ヨーロッパ周遊で鉄道が向いているのはどんな旅ですか?

近い都市をつなぐ旅や、車窓風景を楽しみたい旅に向いています。駅が中心部にあることも多く、街歩きと相性が良いです。

ユーロスターはどの都市を結んでいますか?

主にロンドンとパリ、ブリュッセル、アムステルダムなどを結びます。西欧周遊で使いやすい代表的な国際列車です。

スイス旅行は鉄道メインで組むのがおすすめですか?

スイスは鉄道旅と相性が良い国です。グレイシャー・エクスプレスのように、移動そのものが旅の目的になる列車もあります。

ヨーロッパ行きは経由便の方が安くなりますか?

直行便より経由便の方が価格を抑えられる場合があります。日程に余裕がある方は、乗り継ぎ時間も含めて検討しましょう。

ヨーロッパ周遊のルート作りは相談できますか?

はい。オーダートリップでは、希望都市や日数に合わせて、鉄道と飛行機を組み合わせた効率的な旅程をご提案できます。

矢澤 善夫
この記事を書いた人 — 矢澤 善夫

オーストラリア・ケアンズ在住。アメリカへの半年留学を経て、ワーキングホリデーで渡豪し、2000年にオーストラリアで旅行会社を創業しました。

これまでに92か国・500都市以上を訪問。実際に各地を旅しながらツアー商品を見極め、現地での飛び込み営業を通じて取引先を開拓してきた、現場経験豊富なトラベルのプロフェッショナルです。

長年にわたり、オーストラリアを拠点に世界各地の旅行を企画・手配してきた経験を活かし、個人では手配が難しいエリアや、移動・気候・現地事情を踏まえた旅づくりを得意としています。

また、城巡りや温泉を楽しむ一方で、毎年オーロラ観賞やスキー・スノーボードにも出かける行動派。旅そのものを深く楽しんできた実体験が、お客様一人ひとりに寄り添った提案力につながっています。

保有資格:総合旅行業務取扱管理者、世界遺産検定2級、PADIオープン・ウォーター(OW)、スキー検定2級

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