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ケアンズから船に乗って約45〜60分。青い海の向こうに見えてくるフィッツロイ島は、ビーチでのんびりするだけでなく、シュノーケリング、カヤック、島歩き、リゾート滞在まで楽しめる自然豊かな島です。

フィッツロイ島の魅力は、「海で遊ぶ」「森を歩く」「島で何もしない」という違う楽しみ方を、ひとつの島で組み合わせられること。

有名なヌーディービーチへ歩いたり、ビーチからシュノーケリングをしたり、夕方には海を眺めながらバーで一杯。タイミングがよければ、クジラや島に暮らす大きなオオトカゲなど、思いがけない生き物との出会いもあります。

日帰りでも楽しめますが、フィッツロイ島らしいゆったりとした時間まで味わいたいなら宿泊もおすすめです。

この記事では、フィッツロイ島のビーチやシュノーケリング、SUP・カヤック、島内散策、宿泊の魅力から、ケアンズからのアクセス、ベストシーズン、計画時に知っておきたいポイントまで紹介します。

フィッツロイ島は、海と自然の中でゆっくり過ごしたい人におすすめ

フィッツロイ島(Fitzroy Island)は、ケアンズ沖のグレートバリアリーフに浮かぶ島です。

島の大部分が国立公園となっており、海だけでなく熱帯雨林やウォーキングコースも残されています。

ケアンズから船でアクセスできるため日帰りもできますが、グリーン島などとはまた違い、「島の自然の中で過ごす時間」そのものを楽しみやすいのがフィッツロイ島の特徴です。

ケアンズの海ツアーにはグリーン島やアウターリーフなど、さまざまな選択肢があります。違いを知りたい方は、ケアンズの海ツアー比較記事も参考にしてください。

フィッツロイ島は、特にこんな人におすすめです。

  • ビーチとシュノーケリングを両方楽しみたい
  • 観光を詰め込むより、自然の中でゆっくり過ごしたい
  • 海だけでなく熱帯雨林の散策もしてみたい
  • SUPやカヤックなどのマリンアクティビティも楽しみたい
  • ケアンズから気軽に離島へ行きたい
  • 日帰りだけでなく島に1泊してみたい
  • 写真を撮りながら自然の中を歩くのが好き

フィッツロイ島は、「有名スポットを次々に回る」というより、海に入ったり、歩いたり、景色を眺めたりしながら、自分のペースで楽しむのが似合う島です。

「グレートバリアリーフを見る」だけでなく、「グレートバリアリーフの島で1日を過ごす」ことを楽しみたい方には、特におすすめです。

フィッツロイ島の魅力|ヌーディービーチ・自然のアート・島の生き物

ヌーディービーチはフィッツロイ島を代表する絶景スポット

フィッツロイ島へ行ったら訪れたいのが、ヌーディービーチ(Nudey Beach)です。

リゾート周辺から熱帯雨林の中を歩いて向かい、木々の間から青い海が見えてくる瞬間は、フィッツロイ島らしい景色のひとつ。

透明感のある海、緑の森、大きな岩が組み合わさり、南国の離島らしい写真を撮ることができます。

ただし、ひとつ知っておきたいのがビーチの足元です。

フィッツロイ島のビーチは、一般的な細かな砂浜とは少し違い、サンゴのかけらが多いコーラルビーチです。

見た目は白くきれいですが、実際に裸足で歩くとサンゴ片が足裏に当たり、思った以上に痛く感じることがあります。

フィッツロイ島へ行くなら、リーフシューズや濡れてもよいマリンシューズを持っていくのがおすすめです。

海への出入りもしやすくなり、ビーチを歩くときの負担もかなり違います。

自然素材のブランコや「自然がつくったアート」を探してみよう

ヌーディービーチ周辺では、木の枝やツルなどの自然素材を使って作られた素朴なブランコに出会えることがあります。

青い海を背景にすると、フィッツロイ島らしい一枚を撮れるフォトスポットです。

一方、島内をゆっくり歩いていると、木の枝やツル、流木、岩などが偶然組み合わさり、まるで自然がつくったアートのように見える場所もあります。

目的地だけを見て歩くのではなく、「これ面白い」「ここ写真を撮りたい」と小さな景色を探すのもフィッツロイ島の楽しみ方です。

ただし、ブランコは常設の観光施設とは限らず、自然のアートも天候や風、波、植物の成長などによって姿が変わります。

ブランコがなくなっていたり、自然物の形や場所が変わっていたりする可能性もあるため、訪れたときに出会えたらラッキーな島の景色として楽しみましょう。

島内では大きなオオトカゲに出会うことも

海だけでなく、島に暮らす生き物にも注目してみてください。

フィッツロイ島には、キイロホシオオトカゲ(Yellow-spotted monitor)が生息しています。

大きな個体では全長約1.2mになることもあり、森の中や島内を歩いていると突然姿を見せることがあります。

かなり大きいため初めて見ると驚きますが、熱帯雨林に囲まれたフィッツロイ島らしさを感じる出会いのひとつです。

見つけても追いかけたり、触ろうとしたり、食べ物を与えたりせず、少し離れたところから観察しましょう。

7〜9月頃はクジラに出会える可能性も

さらに、時期によってはフィッツロイ島周辺の海でクジラが見られることもあります。

目安となるのは7〜9月頃。

クジラ観賞を保証する場所ではありませんが、この時期には周辺海域を回遊するクジラの姿を、船での移動中や島から海を眺めているときに見つけられる可能性があります。

フィッツロイ島では、サンゴや熱帯魚、ウミガメなど海の中だけでなく、季節やタイミングによってさまざまな生き物との出会いを楽しめることがあります。

シュノーケリング・SUP・カヤック・宿泊|フィッツロイ島の過ごし方

ビーチからシュノーケリングを楽しむ

フィッツロイ島の大きな魅力が、島の近くにフリンジリーフが広がっていることです。

ビーチからそのまま海へ入り、シュノーケリングを楽しむことができます。

サンゴや熱帯魚を探しながら泳ぎ、タイミングがよければウミガメに出会えることも。

「沖合のリーフへ行くクルーズほど本格的でなくても、自分のペースで海に入りたい」という方にも楽しみやすい環境です。

島内でシュノーケリング器材をレンタルできる

シュノーケリングをしたいからといって、日本からマスクやフィンをすべて持っていく必要はありません。

島内のダイビングショップでは、マスク・シュノーケル・フィンなど、シュノーケリング用の器材をレンタルできます。

自分の器材を持っていない方でも、島に到着してからシュノーケリングを楽しめるのが便利です。

また、島ではダイビングを楽しむこともできます。

気軽にシュノーケリングを楽しみたい方も、ダイビングで海の中を楽しみたい方も、それぞれのスタイルでフィッツロイ島の海を楽しめます。

※器材レンタルやダイビングの内容、参加条件などは変更される場合があります。利用を希望する場合は、現地のダイビングショップで最新情報をご確認ください。

現地ツアーの具体的な内容を確認したい方は、ホットホリデーで販売のフィッツロイ島フェリー+シュノーケリングまたはグラスボトムボートプランも参考になります。

カヤックやSUPで海の上から島を眺める

シュノーケリングだけでなく、カヤックなどを使って海の上からフィッツロイ島を見るのもおすすめです。

海況などの条件が合えば、カヤックをレンタルして島周辺の海を楽しむことができます。

海の上から熱帯雨林に覆われた島を眺めると、ビーチから見る景色とはまた違った印象です。

SUP(スタンドアップパドルボード)もフィッツロイ島で楽しめるウォーターアクティビティのひとつです。

シュノーケリング、カヤック、SUPなど、その日の気分や海況に合わせて海遊びを選べるのもフィッツロイ島の魅力です。

※レンタルできる器材や利用条件は時期・海況などで変更される可能性があります。希望する場合は、島到着後に最新の状況をご確認ください。

海に入らない時間は熱帯雨林を散策

「ずっと泳いでいるのは疲れる」という方でも楽しめるのがフィッツロイ島。

ヌーディービーチへ向かうウォーキングのほか、Secret Gardenや島の展望ポイント方面など、島内には散策を楽しめる場所があります。

午前中はシュノーケリング、昼食後は森の中を歩くなど、海と陸のアクティビティを交互に楽しめるのも魅力です。

夕方はFoxy’s Barで海を眺めながら一杯

フィッツロイ島でぜひ楽しみたい時間のひとつが、夕方です。

ビーチフロントにある「Foxy’s Bar & Cafe」は、カジュアルな食事やビール、ワイン、カクテルなどを楽しめるバー&カフェ。

海のすぐ近くにあり、特に夕方はおすすめです。

昼間の明るいブルーとは違い、時間とともに空と海の色が変わっていく景色を眺めながら、ゆっくり飲み物を楽しめます。

宿泊しない方も、ケアンズへ戻る船の時間に余裕があれば、乗船前に海を眺めながら一杯楽しんでみてはいかがでしょうか。

シュノーケリングや島内散策を楽しんだあと、冷たいドリンクを片手に海を眺める時間もフィッツロイ島らしい過ごし方です。

もちろん宿泊するなら、帰りの船を気にせず、さらにゆっくり夕方の島時間を楽しめます。

1泊するとフィッツロイ島の楽しみ方が広がる

フィッツロイ島は日帰りでも十分楽しめます。

ただ、時間に余裕があるなら1泊する過ごし方もおすすめです。

日帰りでは帰りのフェリー時間を意識しながら、ビーチ、シュノーケリング、散策などを組み合わせることになります。

宿泊すれば、急いですべてを回る必要はありません。

昼間は海で遊び、夕方はFoxy’s Barで海を見ながらのんびりし、そのまま島で夜を迎える。

翌朝も島の空気を感じながら過ごせます。

ケアンズ滞在のうち1泊だけフィッツロイ島にすると、「街+離島」の両方を楽しむ旅にアレンジできます。

宿泊を検討している方は、フィッツロイ島1泊2日宿泊パッケージも参考になります。

ケアンズからのアクセス|3社のクルーズとベストシーズン・計画のポイント

フィッツロイ島へは3社のクルーズから選べる

ケアンズからフィッツロイ島へは複数のクルーズが運航しており、出発時間や島内で何時間過ごしたいかによって選べるようになっています。

2026年8月時点では、主に次の3社がフィッツロイ島へのクルーズを運航しています。

サンラバー・リーフクルーズ

2026年8月3日から、新しく朝8:45のケアンズ発便が追加されています。

  • ケアンズ発:8:45
  • フィッツロイ島発:15:30
  • 島内滞在:約6時間

 

従来の便も利用できます。

  • ケアンズ発:10:15
  • フィッツロイ島発:15:30
  • 島内滞在:約4.5時間

朝の便を利用すると、ヌーディービーチ、シュノーケリング、ランチ、島内散策などを比較的ゆったり組み合わせやすくなります。

フィッツロイ・アイランド・アドベンチャーズ

1日ツアーと半日ツアーがあります。

1日ツアー

  • ケアンズ発:8:30または10:45
  • フィッツロイ島発:16:00
  • 島内滞在:約4〜6時間

 

半日ツアー

  • ケアンズ発:8:30または10:45
  • フィッツロイ島発:14:00
  • 島内滞在:約2〜4時間

「1日使うほどではないけれど、フィッツロイ島を見てみたい」という場合には半日便も選択肢になります。

フィッツロイ・アイランド・リゾート

フィッツロイ島のリゾートが運航するクルーズも、宿泊者だけでなく日帰り旅行で利用できます。

1日ツアー

  • ケアンズ発:8:00または11:00
  • フィッツロイ島発:17:00
  • 島内滞在:約5〜8時間

 

半日・午前

  • ケアンズ発:8:00
  • フィッツロイ島発:12:15
  • 島内滞在:約3時間

 

半日・午後

  • ケアンズ発:13:30
  • フィッツロイ島発:17:00
  • 島内滞在:約2.5時間

フィッツロイ島の船選びでは、料金だけでなく「実際に島で何時間過ごせるか」を確認することがポイントです。

ヌーディービーチへ行き、シュノーケリングをして、ランチを食べ、島内も歩きたいなら、できるだけ滞在時間の長い便を選ぶと余裕が生まれます。

さらに夕方まで滞在できる便なら、ケアンズへ戻る前にFoxy’s Barで海を眺めながら一杯楽しむ時間もつくりやすくなります。

一方、「ビーチを少し見られれば十分」という場合は半日でも楽しめます。

※上記は2026年8月時点の案内です。フェリーの出発時刻・運航日・滞在時間は変更される可能性があるため、予約時に最新スケジュールをご確認ください。

ベストシーズンは乾季を中心に考えると計画しやすい

フィッツロイ島は一年を通して訪れることができますが、過ごしやすさを重視するなら、ケアンズの乾季にあたる5〜10月頃を中心に検討すると計画しやすくなります。

湿度が比較的低く、ビーチ、シュノーケリング、島内散策を組み合わせやすい時期です。

特に7〜9月頃は、運がよければ周辺海域でクジラの姿を見られる可能性もあります。

ケアンズの季節ごとの違いについては、ケアンズ旅行のベストシーズン解説も参考にしてください。

一方、暑い時期でもフィッツロイ島を楽しむことはできます。

海へ入る場合はクラゲなどについて現地の案内を確認し、必要に応じてスティンガースーツなどを利用しましょう。

また、フィッツロイ島を含めてケアンズ旅行全体を考えたい場合は、オーダートリップのケアンズ旅行ガイドも参考になります。

フィッツロイ島を自分らしい旅にするなら、日帰り・宿泊を旅全体から決めよう

フィッツロイ島は、同じ島でも過ごし方によって旅の印象がかなり変わります。

ビーチを見てシュノーケリングを少し楽しみたいなら、半日〜日帰りでも十分候補になります。

一方、

  • ヌーディービーチまでゆっくり歩きたい
  • シュノーケリングをしたい
  • SUPやカヤックも楽しみたい
  • 森の中も散策したい
  • 自然素材のブランコなどフォトスポットを探したい
  • Foxy’s Barで海を眺めながら一杯楽しみたい
  • 帰りの船を気にせず島時間を楽しみたい

という方は、滞在時間の長い日帰り便、または1泊する旅程がおすすめです。

日帰りでも、帰りの船が遅い便なら、海遊びや散策を楽しんだあとにFoxy’s Barへ立ち寄るなど、ゆったりした時間をつくることができます。

「フィッツロイ島で何をしたいか」から逆算して、島内滞在時間の長さや宿泊の有無を決めるのがおすすめです。

宿泊すれば、昼間の透明感のある海だけでなく、夕方の静かな海や空の色、日帰りとは少し違った島の雰囲気まで楽しめます。

ケアンズでは、フィッツロイ島以外にもグリーン島、アウターリーフ、キュランダ、動物体験、パームコーブなど、組み合わせたい場所がたくさんあります。

そのため、フィッツロイ島だけを見て「日帰りか宿泊か」を決めるのではなく、ケアンズ旅行全体で何を一番楽しみたいのかから考えるのがおすすめです。

行き先や日数がまだ決まっていない段階でも、オーダートリップの無料相談なら、フィッツロイ島を日帰りにするか宿泊にするか、ほかのケアンズ観光とどう組み合わせるかまで、希望を整理しながら旅程を一緒に考えることができます。

よくあるご質問

フィッツロイ島は日帰りと宿泊、どちらがおすすめですか?

海遊び中心なら日帰りでも楽しめます。夕方の景色や島時間までゆっくり味わいたい方には1泊がおすすめです。

フィッツロイ島では何時間くらい滞在すると楽しめますか?

ヌーディービーチやシュノーケリング、散策まで楽しむなら、島内滞在が5〜6時間以上ある便を選ぶと余裕を持ちやすいです。

シュノーケリングの道具は持参する必要がありますか?

ツアーによってはシュノーケリング器材が含まれています。含まれていない場合でも、フィッツロイ島でレンタル可能です。

フィッツロイ島へ行くときにマリンシューズは必要ですか?

ビーチにはサンゴのかけらが多く、裸足では痛く感じることがあります。リーフシューズやマリンシューズがあると便利です。

フィッツロイ島のベストシーズンはいつですか?

過ごしやすさを重視するなら乾季の5〜10月頃が目安です。7〜9月頃は周辺の海でクジラが見られることもあります。

向野 淑子
この記事を書いた人 — 向野 淑子

ケアンズ在住。大学卒業後、広告代理店で9年間勤務したのち、夫婦で愛犬とともにオーストラリアへ移住。現地では語学学校や販売業、コミュニティFM日本語放送のボランティアなど、地域に根ざした経験を積みました。
その後、ツアーデスクにてトラベルコンサルタントとして勤務し、現在も旅行業に従事。オーストラリア旅行を中心に、お客様一人ひとりに寄り添った旅づくりをサポートしています。
ケアンズ在住ならではの現地目線を活かし、観光だけでなく過ごし方まで含めた実践的なご提案が可能です。ダイビングやグレートバリアリーフの魅力も、実体験をもとにご案内します。
保有資格:オーストラリア政府観光局認定プログラム・オージースペシャリスト、ハミルトン島認定プログラム・ハミルトン島スペシャリスト、PADIアドバンスド・オープン・ウォーター(AOW)

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