結論|ニュージーランドへの行き方は、最初に到着都市を決める
日本からニュージーランドへ行く場合、まず考えたいのが最初に到着する都市です。
| 到着都市 | 日本からの主な行き方 | 向いている旅行 |
|---|---|---|
| オークランド | 成田から直行便 | 北島中心、短い日程、乗り継ぎを減らしたい |
| クライストチャーチ | 成田から季節直行便/経由便 | テカポ、マウントクック、南島周遊 |
| クイーンズタウン | オークランドやクライストチャーチなどで乗り継ぎ | ワナカ、ミルフォード・サウンド、南島南部 |
日数が少なく、できるだけ楽にニュージーランドへ入りたいならオークランド。
南島の自然を中心に巡るなら、クライストチャーチまたはクイーンズタウンを起点に考えると移動がまとまりやすくなります。
また、ニュージーランドは北島と南島で旅の雰囲気がかなり違います。
北島にはオークランドの街並み、ロトルアの地熱地帯やマオリ文化、ホビット村などがあります。一方の南島は、テカポ湖、マウントクック、クイーンズタウン、ミルフォード・サウンドといった雄大な自然が魅力です。
日数に余裕があれば両島を組み合わせると、ひとつの国の中で異なる景色や文化を楽しめるため、旅行全体の満足感も高くなります。
行きたい場所を整理したい方は、ニュージーランド旅行の周遊プランも参考にしてください。
オークランドへの行き方|直行便で入り、1泊してから南島へ行く方法も
オークランドは日本から最もアクセスしやすいニュージーランドの玄関口です。
ニュージーランド航空が成田-オークランド線を直行便で運航しているため、海外での乗り継ぎを避けたい方にも利用しやすいルートです。
北島だけでも十分に周遊できる
オークランドからは、ホビット村、ワイトモ鍾乳洞、ロトルア、ワイヘキ島などへ足を延ばせます。
オークランド → ホビット村 → ロトルア → オークランドという流れなら、都市観光とニュージーランドらしい自然・文化をまとめて楽しめます。
北島の回り方は、オークランド+ロトルア周遊の組み方も参考になります。
現地ツアーの例としては、ホットホリデーで販売のホビトン村映画セット&ワイトモ鍾乳洞1日ツアーもあります。
オークランドで1泊してから南島へ行くのも王道
南島が最終目的地でも、到着日にそのまま国内線へ乗り継ぐ必要はありません。
日本 → オークランド到着 → オークランド1泊・市内観光 → クライストチャーチまたはクイーンズタウンという組み方も定番です。
長距離フライトのあとに一度休めるうえ、北島の街を少し楽しんでから南島へ向かえます。
オークランドのウォーターフロントを歩いたり、カフェで過ごしたりしてから翌日国内線に乗れば、乗り継ぎそのものを旅の一部にできます。
クライストチャーチへの行き方|成田直行便と海外経由を使い分ける
テカポ、マウントクック、クイーンズタウンなどを巡る南島旅行では、クライストチャーチが使いやすい入口です。
2026年11月から成田-クライストチャーチ直行便が復活
ニュージーランド航空は、2026年11月27日から2027年5月8日まで成田-クライストチャーチ線を季節運航します。
2015年3月以来、約11年ぶりの再開です。
基本的に火・木・土の週3便で、ニュージーランドの夏から秋にかけて南島へ直接入れるようになります。
南島旅行を考えている人にとっては、まさに待ち望まれていた直行便です。
ニュージーランド航空は機内サービスにも定評があり、長いフライトでも機内食やエンターテインメントを楽しみながら現地へ向かえるのも魅力です。
直行便がない時期はオークランドかオーストラリア経由
季節運航期間以外なら、日本 → オークランド → クライストチャーチが分かりやすいルートです。
もうひとつ候補になるのがオーストラリア経由。
シドニー、メルボルン、ブリスベンなどを経由してニュージーランドへ入る旅行者も多く、時間があればオーストラリアに数泊してからニュージーランドへ向かう2か国周遊も楽しめます。
特にケアンズは成田から約7時間。日本から比較的短時間で到着できるため、成田 → ケアンズ数泊 → ニュージーランドという組み方も考えられます。
グレートバリアリーフを楽しんだあとにニュージーランドの山や湖へ向かえば、1回の旅行でまったく違う景色を体験できます。
香港経由は料金を抑えたいときの比較候補
香港を経由してクライストチャーチへ向かう航空券もあります。
ニュージーランドへ向かうには遠回りになるため、総所要時間は長くなりやすいのがデメリットです。
その反面、時期によっては直行便や他の経由便より安い航空券が見つかることがあります。
時間に余裕があり、航空券代を重視する方は比較してみる価値があります。
福岡方面ならシンガポール経由も便利
九州発着の場合は、成田を経由するルートだけでなくシンガポール経由も候補です。
特に帰国時は、クライストチャーチ → シンガポール → 福岡という1回乗り継ぎのルートが使われています。
条件が合えばシンガポールで1〜2泊し、観光やグルメを楽しんでから福岡へ戻る旅程にすることもできます。
クイーンズタウンへの行き方|国内線かテカポ経由の陸路を選ぶ
クイーンズタウンは、ワカティプ湖と山々に囲まれた南島を代表する観光都市です。
ワナカ、アロータウン、ミルフォード・サウンドへ行きたい場合の拠点にも向いています。
日本からクイーンズタウンへの直行便はないため、オークランドやクライストチャーチなどで乗り継ぎます。
クライストチャーチからクイーンズタウンへは直行便あり
クライストチャーチ-クイーンズタウン間には国内線の直行便があります。
時間を優先するなら、飛行機で一気に移動する方法が便利です。
一方、テカポやマウントクックも見たいなら、陸路で移動した方が観光しやすくなります。
テカポ・クイーンズタウン方面へ行く旅客鉄道はない
ニュージーランドには観光列車がありますが、クライストチャーチからテカポ、マウントクック、クイーンズタウンへ向かう旅客鉄道はありません。
そのため南島のこのエリアでは、レンタカー、長距離バス、送迎、観光ツアー、国内線を使い分けます。
バスならテカポに1泊しながら移動できる
レンタカーを使わなくても、クライストチャーチ → テカポ → クイーンズタウンというルートを長距離バスで移動できます。
クライストチャーチからテカポまでは約3時間半、テカポからクイーンズタウンまでは約4時間が目安です。
一気にクイーンズタウンまで移動するのではなく、クライストチャーチ → テカポ1泊 → クイーンズタウンとすると、途中の町そのものを旅程に組み込めます。
テカポでは湖を眺めたり、夜に星空観賞を楽しんだりできるため、単なる乗り継ぎ地点にするにはもったいない場所です。
マウントクックにも立ち寄りたい場合は、ホットホリデーで販売のクライストチャーチ発クイーンズタウン行き・マウントクック経由ツアーのように、観光と都市間移動をまとめる方法もあります。
東京・大阪・福岡からどう行く?乗り継ぎも旅の一部として考えよう
最後に、日本の出発地から考えた航空ルートの選び方を整理します。
東京発は成田からの直行便を優先
東京周辺からなら、直行便を利用しやすいのが大きなメリットです。
北島中心なら成田-オークランド。
クライストチャーチ直行便の運航期間に南島を巡るなら、成田-クライストチャーチをまず確認するとよいでしょう。
大阪・名古屋・福岡発は経由地まで含めて比較
東京以外から出発する場合は、次のようなルートを比較します。
- 成田まで移動して直行便
- オーストラリア経由
- シンガポール経由
- 香港経由
航空券を見るときは価格だけでなく、総所要時間、乗り継ぎ回数、乗り継ぎ時間、羽田-成田など空港移動の有無、預け荷物の扱い、同じ航空券として発券されているかまで確認すると安心です。
長い乗り継ぎなら、その街に泊まるのもあり
私は、乗り継ぎ時間を単なる待ち時間ではなく、もう1都市楽しめる機会として考えることがあります。
たとえば、日本 → ケアンズ2泊 → ニュージーランド、あるいはクライストチャーチ → シンガポール2泊 → 福岡という旅程です。
航空券の条件が合えば、無理に最短ルートを選ばず、途中の都市を観光することで旅行そのものを広げられます。
北島から入り、南島から帰る周遊も便利
北島と南島の両方を巡るなら、往復同じ空港を使う必要はありません。
クライストチャーチ直行便の運航期間なら、たとえば、成田 → オークランド → 北島観光 → クイーンズタウン → テカポ → クライストチャーチ → 成田という一方向の旅程も作れます。
最後にオークランドまで戻る必要がないため、限られた日数を観光に使いやすくなります。
こうした航空券の取り方はオープンジョーと呼ばれます。詳しくは、周遊旅行の航空券とオープンジョーの組み方も参考にしてください。
ニュージーランド旅行は、航空券を取る前に「どこへ行きたいか」を決め、その後に入口と出口を選ぶのがコツです。
オークランド、テカポ、クイーンズタウンなど、行きたい場所が離れていても問題ありません。
オーダートリップのニュージーランド旅行相談では、国際線・国内線・バス・レンタカー・現地ツアーまで含め、日数に合わせた無理のないルートを一緒に整理できます。
航空券を購入する前の段階から、まずは行ってみたい場所を並べてみてください。











