日本からオーストラリアへ行く旅は、東京や関西から出発するイメージが強いかもしれません。でも、福岡・名古屋・札幌など、国際線のある地方空港から出発する場合も、アジアの都市を経由してオーストラリアへ向かうルートは十分に検討できます。
特にパースのような西オーストラリアの都市を目指すなら、シンガポール、マレーシア、バンコク、香港、ベトナムなどを経由しながら、アジアとオーストラリアの両方を楽しむ周遊旅行にする選び方もあります。もちろん、東京・関西発でも「ただ乗り継ぐ」のではなく、あえて経由地で1〜2泊して、アジアの街歩きやグルメを組み込む旅にすることができます。
最終目的地にするパースは、オーストラリア西海岸にある自然と都市が近い街です。市内にはスワン川やキングスパークがあり、少し足を延ばすとフリーマントル、ロットネスト島、ピナクルズ、スワンバレーなど、西オーストラリアらしい景色に出会えます。パースの雰囲気を先に知りたい方は、パース旅行のエリア情報も参考になります。
結論|地方都市発でも、アジア経由ならオーストラリア周遊の幅が広がる
日本からオーストラリアへ行くとき、東京・関西発の直行便や乗り継ぎ便だけで考えると、地方都市発の方は「まず国内線で東京や関西へ移動しないといけない」と感じやすいかもしれません。
ただ、出発地によっては、福岡・名古屋・札幌など、国際線のある地方空港からアジアの主要都市へ出て、そこからオーストラリアへ向かうルートも候補になります。航空会社や時期によって選べる便は変わりますが、地方都市発こそ、アジア経由を前向きに検討する価値があります。
一方で、東京・関西発の方にとっても、アジア経由は「遠回り」だけではありません。シンガポールで夜景を見てからパースへ、香港で飲茶を楽しんでからオーストラリアへ、バンコクやマレーシアでグルメを楽しんでから自然豊かな西オーストラリアへ。さらに、ベトナムでカフェ巡りやローカルグルメを楽しんでからパースへ向かうルートも、旅に変化を出しやすい選択肢です。
選び方の目安は、次のように考えるとわかりやすいです。
- 地方空港発で国内移動を減らしたい:アジア主要都市経由を検討
- 東京・関西発で旅に変化を出したい:あえてアジアで1〜2泊
- 初めての周遊で動きやすさ重視:シンガポール
- グルメとホテルコスパ重視:マレーシア
- にぎやかな街歩きと寺院観光重視:バンコク
- 短時間で夜景・飲茶・買い物を楽しみたい:香港
- カフェ巡りやローカルグルメを楽しみたい:ベトナム
国際線のある地方空港発なら、国内移動とアジア経由を比べて考えよう
地方空港発でオーストラリアへ行く場合、まず考えたいのは「国内で東京・関西へ移動してから出発するか」「最寄りの国際線空港からアジアの都市へ出て、そこからオーストラリアへ向かうか」です。
たとえば福岡・名古屋・札幌など、国際線のある地方空港から出発する場合、アジア方面への便をうまく使えると、国内線で東京・関西へ移動するよりも、旅の流れが自然になることがあります。もちろん、運航日、乗り継ぎ時間、航空券代、荷物の預け直しの有無などによって向き不向きは変わります。
国際線のある地方空港発で見るべきポイントは、次の5つです。
| 確認ポイント | 見る内容 |
|---|---|
| 国内移動の有無 | 東京・関西まで出る必要があるか |
| アジア経由のしやすさ | 最寄り空港から経由地へ行きやすいか |
| 乗り継ぎ時間 | 同日乗り継ぎか、1泊した方が楽か |
| 荷物・航空会社 | 同じ航空会社系でまとめられるか |
| 旅行全体の満足度 | 経由地観光を旅の楽しみにできるか |
地方空港発の場合、単に「最短で行く」だけでなく、経由地で1泊して体を休めたり、観光を足したりすることで、移動そのものを旅の一部にできます。特にパースはオーストラリア西部にあり、到着後は自然観光や日帰りツアーでしっかり時間を使うことが多いため、無理のない乗り継ぎにしておくと安心です。
東京・関西発でも、アジアとオーストラリアを両方楽しむ旅にできる
東京・関西発の場合、オーストラリアへの選択肢は比較的多くなりますが、それでもアジア経由を選ぶメリットはあります。特に「せっかくなら2か国楽しみたい」「パースだけでなく、途中でアジアの都市も少し見たい」という方には、アジア経由の周遊旅が向いています。
東京・関西発でアジア経由を選ぶメリットは、旅のテーマを分けやすいことです。前半はシンガポールや香港で都会的な夜景やグルメを楽しみ、後半はパースでビーチ、島、砂漠、ワイナリーを楽しむ。バンコクやマレーシアで屋台グルメや街歩きを楽しんでから、パースでゆったり過ごす。ベトナム経由なら、ホーチミンなどでカフェ、雑貨、ローカルフードを楽しんでから、自然豊かなパースへ向かう流れも作りやすくなります。
一方で、東京・関西発の場合は直行便やシンプルな乗り継ぎルートも候補になるため、「アジア観光を足す価値があるか」を考えることが大切です。短い休みでパース観光を最優先したいなら、無理に経由地観光を入れない方がよい場合もあります。反対に、7〜9日ほど取れるなら、アジア1〜2泊+パース4〜5泊のような組み方もしやすくなります。
東南アジア周遊の雰囲気を知りたい方は、タイ・カンボジア・ベトナム周遊モデルプランも参考になります。行き先は異なりますが、アジア複数都市を組み合わせる考え方は、パース旅行にも応用できます。
経由地ごとの特徴とパースまでの所要時間を比べよう
アジア経由でパースへ向かう場合は、経由地での過ごし方だけでなく、そこからパースまでの移動時間も確認しておくと旅程を組みやすくなります。以下は直行便を利用できる場合のフライト時間の目安です。実際の所要時間は、航空会社、使用機材、季節、風向き、乗り継ぎ時間によって変わります。
| 経由地 | パースまでの所要時間目安 | 向いている旅のスタイル |
|---|---|---|
| シンガポール | 約5時間〜5時間30分 | 初めての周遊、夜景、清潔で動きやすい街歩き |
| クアラルンプール | 約5時間30分〜6時間 | ホテルコスパ、グルメ、東南アジアらしい街歩き |
| バンコク | 約6時間30分〜7時間 | 寺院観光、屋台グルメ、ショッピング、マッサージ |
| 香港 | 約7時間30分〜8時間 | 夜景、飲茶、短時間の街歩き、買い物 |
| ホーチミン | 約6時間〜6時間30分 | ベトナムグルメ、カフェ巡り、雑貨、ローカルな街歩き |
シンガポールやクアラルンプールは、パースまでの距離感が比較的近く、移動時間を抑えながらアジア滞在を足しやすい経由地です。香港やバンコクは少し長めの移動になりますが、その分、夜景や寺院観光、グルメなど経由地そのものの楽しみがはっきりしています。
ベトナムを入れる場合は、ホーチミンを中心に考えると旅程を組みやすくなります。ハノイやダナンなどを組み込みたい場合は、ベトナム国内線や別のアジア都市での乗り継ぎが必要になることもあるため、日数に余裕を持たせるのがおすすめです。
パースでは何が楽しめる?ロットネスト島のクオッカと西オーストラリアの自然
パースは、オーストラリアの中でも少しゆったりした空気を感じやすい街です。高層ビルが並ぶ中心部がありながら、川沿いの散歩、ビーチ、ワイナリー、港町、離島観光を組み合わせやすく、都市滞在と自然体験のバランスが取りやすいのが魅力です。
なかでも人気が高いのが、ロットネスト島です。ロットネスト島はパース近郊からフェリーで訪れることができる島で、透明感のある海、サイクリング、ビーチ、そして小さな有袋類クオッカに出会えることで知られています。
クオッカは、口角が上がって見える表情から「世界一幸せな動物」と紹介されることもある、ロットネスト島を象徴する存在です。島内で出会えることがありますが、野生動物なので、触ったり、餌をあげたりせず、距離を保って見守ることが大切です。写真を撮る場合も、クオッカの動きを妨げないようにしましょう。
パース滞在では、ロットネスト島のほかにも、ピナクルズの奇岩群、フリーマントルの街歩き、スワンバレーのワイナリー、キングスパークからの眺めなどを組み合わせられます。現地ツアーのイメージを見たい方は、ホットホリデーで販売のロットネスト島フェリーとレンタサイクルパッケージや、ピナクルズデラックスツアーを見ると、滞在日数の感覚がつかみやすくなります。
迷ったら、出発地・経由地・パース滞在日数から選ぼう
アジア経由でパースを楽しむなら、まずは「日本のどの空港から出発するか」「経由地で何泊するか」「パースで何をしたいか」を整理すると、旅程が組みやすくなります。
パース現地泊数は、最短3泊、標準4泊、ゆったり5泊以上を目安に考えるとわかりやすいです。ロットネスト島でクオッカに会う旅を入れるなら3泊でも組めますが、ピナクルズやスワンバレー、フリーマントルまで楽しみたい場合は4泊以上あると安心です。
| 旅の長さ | パース現地泊数 | 向いている内容 |
|---|---|---|
| 最短型 | 3泊 | 市内観光+ロットネスト島+半日観光程度 |
| 標準型 | 4泊 | 市内観光+ロットネスト島+ピナクルズまたはスワンバレー |
| ゆったり型 | 5泊以上 | フリーマントル、ワイナリー、ビーチ、郊外観光まで余裕を持って楽しむ |
日本発・アジア経由・パース観光の簡単モデル日程
| 日程 | 行程 | 宿泊 |
|---|---|---|
| 1日目 | 日本各地を出発。福岡・名古屋・札幌など、国際線のある地方空港発、または東京・関西発でアジアの経由地へ | アジア経由地泊 |
| 2日目 | シンガポール、香港、バンコク、マレーシア、ベトナムなどで半日〜1日観光。夜便または翌日便でパースへ | 機中またはパース泊 |
| 3日目 | パース到着。市内散策、キングスパーク、スワン川周辺などをゆっくり観光 | パース泊 |
| 4日目 | ロットネスト島日帰り観光。クオッカ、サイクリング、ビーチを楽しむ | パース泊 |
| 5日目 | ピナクルズ、フリーマントル、スワンバレーなどから目的に合わせて観光 | パース泊 |
| 6日目 | パース出発。アジア経由で日本へ帰国、または経由地でもう1泊して観光 | 機中またはアジア経由地泊 |
| 7日目 | 日本到着 | - |
この流れなら、日本発、アジア経由地観光、パース観光、日本着という形で、アジアとオーストラリアの両方を無理なく組み込みやすくなります。
休みが短い場合は「アジア1泊+パース3泊」、少し余裕がある場合は「アジア2泊+パース4泊」にすると、経由地観光もパース観光も慌ただしくなりにくいです。ベトナムも含めて考える場合は、ホーチミン1泊を挟むと、街歩きやグルメを楽しみながらパースへ向かう流れを作りやすくなります。
アジア経由のオーストラリア旅行は、出発地、航空券、ホテル、乗り継ぎ時間、現地観光の入れ方で満足度が大きく変わります。行き先や日数がまだ決まっていない段階でも、オーダートリップの無料相談で希望を整理しながら、福岡・名古屋・札幌など、国際線のある地方空港発にするか、東京・関西発にするか、どのアジア都市を経由するのが合うかを一緒に考えることができます。























