南米旅行を考えはじめると、マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝……と行きたい場所がどんどん増えてきますよね。私もボリビア・ラパスに住んでいて、南米の絶景の魅力は日々感じていますが、日本から来る旅行者の方にまずお伝えしたいのは、南米旅行は「現地で何日遊べるか」だけでなく、航空機移動にかかる日数を含めて考えることが大切ということです。
日本から南米へは、往路だけで約2日、復路は時差や乗り継ぎの関係で約3日かかることもあります。つまり、7日間の旅行でも移動に約5日使うと、現地でしっかり動けるのは中2日ほど。かなりの超特急旅行になり、高地を含むルートでは高山病の心配も出てきます。
結論として、マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝のうち1か所をメインにするなら9日間以上、2か所を組み合わせるなら11日間以上、3か所すべてをめぐるなら13日間以上あると、旅の満足度と安心感のバランスが取りやすいです。
結論|南米旅行は9日間以上あると安心して楽しみやすい
南米旅行に必要な日数は、行きたい絶景の数で考えると整理しやすくなります。初めての南米旅行であれば、私は最低でも9日間以上をおすすめしています。
目安は、以下のように考えるとわかりやすいです。
- マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝のうち1か所メイン:9日間以上が理想
- マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝のうち2か所周遊:11日間以上が理想
- マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝の3か所周遊:13日間以上が理想
「7日間でも行けますか?」と聞かれることもあります。行けないわけではありませんが、日本から南米は往路で約2日、復路で約3日ほど航空機移動にかかることが多く、7日間だと現地で動ける日は実質中2日ほどになりやすいです。これは、かなり体力勝負の超特急旅行です。
特にマチュピチュ旅行やウユニ塩湖旅行は、標高の高いエリアを含みます。短い日数で無理に詰め込むと、観光そのものより移動と疲労の印象が強くなってしまうこともあります。
南米らしい絶景をしっかり楽しむなら、まずは「行きたい場所を何か所にするか」を決め、そのうえで日数を考えるのがおすすめです。
南米旅行で日数が必要になりやすい理由
南米旅行で日数が必要になりやすい一番の理由は、観光地そのものが遠いだけでなく、日本からの移動と南米内の移動の両方に時間がかかるからです。
日本から南米へ行く場合、北米や中東、ヨーロッパなどを経由するルートが多く、乗り継ぎ時間も含めると往路で約2日かかることがあります。帰りは時差の関係もあり、復路に約3日かかるケースもあります。
つまり、旅行日数が7日間の場合でも、航空機移動だけで往路約2日、復路約3日を見ておくと、現地で自由に使えるのは中2日ほどです。中2日でマチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝のような大きな見どころをめぐるのは、かなり慌ただしくなります。
さらに、南米内の移動も短くありません。たとえばマチュピチュへ行く場合、日本からリマに到着し、そこからクスコへ移動し、さらに列車や車でマチュピチュ村方面へ向かいます。ウユニ塩湖へ行く場合も、ラパスやウユニへの国内移動が必要です。イグアスの滝も、ブラジル側・アルゼンチン側のどちらを観光するかで移動ルートが変わります。
オーダートリップの南米旅行ページでも、ペルー、ボリビア、ブラジル、アルゼンチンなどを組み合わせた周遊プランが紹介されています。南米は周遊すると魅力が増す一方で、移動日をきちんと見込むことがとても大切です。
7日間だと超特急。高山病が心配な理由
7日間の南米旅行は、スケジュールとしてはかなりタイトです。日本からの往復移動を考えると、現地で使える時間が少なく、観光地を1つにしぼってもゆっくり過ごす余裕はあまりありません。
特に気をつけたいのが、高山病です。私はラパスに住んでいますが、ラパスやクスコ、ウユニ周辺の標高は、初めて来る方にとって想像以上に体へ負担がかかることがあります。到着したその日から長時間歩いたり、寝不足のまま高地へ上がったりすると、頭痛、息切れ、だるさを感じる方もいます。
マチュピチュへ行く場合は、リマまたはクスコで1泊以上を組み合わせる旅程がおすすめです。特に往路でマチュピチュを目指す場合、いきなりクスコまで上がるよりも、リマで1泊してから移動すると疲労が軽減され、高山病の不安も抑えやすくなります。
もちろん、リマは標高が低く、クスコは高地です。そのため、旅程全体の流れとしては、長距離フライト後にリマで体を休める、翌日以降にクスコやマチュピチュ方面へ移動する、という組み方が安心しやすいです。
短い日数で行けるだけ詰め込むよりも、体調を整えながら見どころを楽しむほうが、結果的に旅の満足度は高くなります。特に初めての南米旅行では、「行けるかどうか」だけでなく「無理なく楽しめるか」を基準に考えてみてください。
何日あればどこまで行ける?目的地別の目安
南米旅行の日数は、マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝のうち、いくつ訪れたいかで大きく変わります。
1か所をメインにするなら、9日間以上が理想です。たとえばマチュピチュだけをじっくり楽しむ場合でも、日本からリマへの移動、リマまたはクスコでの1泊、マチュピチュ村への移動、遺跡観光、帰国移動を考えると、9日間あるとかなり安心です。ウユニ塩湖やイグアスの滝観光を1か所メインにする場合も、移動と予備日を含めて9日間以上あると組みやすくなります。
2か所を組み合わせるなら、11日間以上が理想です。王道は、マチュピチュとウユニ塩湖の組み合わせです。ペルーとボリビアをまたぐため移動は増えますが、南米らしい世界遺産と絶景を一度に楽しめる人気の周遊ルートです。日程感をつかみたい方は、マチュピチュ&ウユニ塩湖6日モデルコースも参考になります。
3か所をめぐるなら、13日間以上が理想です。マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝は、それぞれ国や移動拠点が異なります。3か所すべてを入れると、南米周遊らしい充実感は大きいですが、フライトや送迎、宿泊地の調整がとても重要になります。
私の感覚では、初めての南米旅行で満足度を上げやすいのは、まず2か所を選ぶ周遊です。マチュピチュとウユニ、マチュピチュとイグアス、ウユニとイグアスのように、絶景をしぼって組み合わせると、移動と観光のバランスが取りやすくなります。
迷ったら、不安なポイントを相談してから日数を決めよう
南米旅行は、日数の正解がひとつではありません。休める日数、体力、見たい景色、予算、行く時期によって、無理のないルートは変わります。
特に初めての方は、「せっかく南米まで行くなら全部行きたい」と思う一方で、実際には航空機移動、標高差、国内移動、乗り継ぎの待ち時間が大きな負担になることがあります。だからこそ、私は最初に「絶対に外したくない場所」を1〜2か所決めることをおすすめしています。
そのうえで、日数に余裕があればもう1か所追加する。日数が限られている場合は、あえて行き先をしぼる。そうすると、旅全体がぐっと安心して楽しみやすくなります。
オーダートリップでは、行き先や日数がまだ決まっていない段階でも相談できます。南米在住の私たちが、マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝など、行きたい場所に合わせて無理のない周遊ルートを一緒に整理します。
南米旅行の日数で迷っている方は、まずはオーダートリップの無料相談で、希望の日数や行きたい場所を教えてください。まだ「マチュピチュに行きたいかも」「ウユニも気になる」くらいの段階でも大丈夫です。旅程を一緒に整理しながら、安心して楽しめる南米周遊を考えていきましょう。

















