ウユニ塩湖旅行を計画するとき、意外と迷うのが「ウユニ市内に泊まるか、塩のホテルに泊まるか」というホテル選びです。結論からいうと、安さや町歩きを重視するなら市内ホテル、特別感やホテル滞在を楽しみたいなら塩のホテルが向いています。
ただ、私がもう一度ウユニに行くなら、迷わず塩のホテルを選びます。せっかく日本から遠いウユニまで行くなら、塩湖観光だけでなく、ホテルで過ごす時間まで「ウユニらしい思い出」にしたいからです。
市内は便利ではありますが、正直なところ、観光地として見どころが多い町ではありません。列車墓場も市内から近いものの、ツアーで訪問できることが多いため、ホテル選びで市内滞在を強く優先しなくてもよいと感じます。
この記事では、ウユニの市内ホテルと塩のホテルの違いを比較しながら、私ならどう選ぶかという目線も含めて整理します。初めてウユニに行く方や一人旅で検討している方は、ウユニ塩湖一人旅ガイドもあわせて確認しておくと、全体像がつかみやすくなります。
結論|せっかくウユニに行くなら塩のホテル
ウユニのホテル選びは、まず「何を重視したいか」で考えると選びやすくなります。
できるだけ予算を抑えたい、町中で軽く食事や買い物をしたい、ホテルは寝るだけで十分という方なら、市内ホテルでも問題ありません。ウユニ市内にはレストランやお土産店があり、ツアー前後の移動もしやすいです。
ただ、私なら、せっかくウユニまで行くなら塩のホテルを選びます。ウユニの町は、個人的には「観光を楽しむ町」というより、塩湖観光の拠点という印象が強いです。中心部に時計台やお店はありますが、長く散策して楽しむというより、必要なものを買ったり、食事をしたりする場所という感覚に近いと思います。
一方、塩のホテルは、ホテルそのものがウユニらしい体験になります。壁や床、家具の一部に塩を使った空間は、ほかの旅先ではなかなか泊まれません。ホテルによってはスパ、プール、レストラン、バーなどもあり、塩湖観光の前後にゆっくり過ごせます。
市内のレストランは素朴なお店が中心なので、グルメな方には少し物足りなく感じることもあります。その点、塩のホテルならホテル内のレストランで落ち着いて食事を楽しめますし、バーでボリビアワインをたしなんだり、コカ茶のリキュールを使った少し変わったカクテルを頼んだりする時間も、旅の思い出になります。
ただし、塩のホテルに泊まっても、白い塩湖まで徒歩で行けるわけではありません。塩湖観光は基本的にツアー参加が必要です。東京発着で塩のホテル滞在まで含めて考えたい方は、ホットホリデーで販売の東京発ウユニ塩湖8日間ツアーも旅程イメージの参考になります。
市内ホテルと塩のホテルの違いを比較表でチェック
ウユニの市内ホテルと塩のホテルは、料金だけでなく、滞在の雰囲気や旅の満足度がかなり変わります。
| 比較ポイント | 市内ホテル | 塩のホテル |
|---|---|---|
| 料金の目安 | 比較的抑えやすい | 市内ホテルより高め |
| ホテルランク | 2〜3スター中心、一部4〜5スターもあり | 4〜5スタークラスが中心 |
| 雰囲気 | 町中の実用的な滞在 | ウユニらしい特別感のある滞在 |
| 食事・施設 | シンプルなホテルが多い | スパ、プール、レストラン、バーがあるホテルも |
| 市内散策 | しやすい | 市内へ出るには車移動が必要 |
| 塩湖との距離感 | 塩湖からは離れる | 塩湖方面に近いが、徒歩観光は不可 |
| 個人的なおすすめ度 | 予算重視ならあり | せっかくならこちらを選びたい |
市内ホテルは、価格と便利さが魅力です。短い滞在で、朝から夜までツアーに参加するなら、市内ホテルでも十分と感じる方は多いと思います。
一方で、塩のホテルは「泊まること自体」が旅の体験になります。ウユニは簡単に何度も行ける場所ではないので、個人的には、少し予算を上げてでも塩のホテルを選ぶ価値はあると感じます。
また、塩のホテルと聞くと「ホテルの目の前が真っ白な塩湖」と想像しがちですが、実際には塩湖の周辺は土交じりのエリアもあります。旅行者がイメージするような白い塩の大地や鏡張りの場所までは、車で30分以上進むこともあります。
ホテルだけでなく、雨季・乾季によって見られる景色も変わります。鏡張りを狙うのか、白い塩の大地やトリック写真を楽しみたいのか迷っている方は、ウユニ塩湖の雨季と乾季の比較記事も参考にしながらホテル選びを考えると安心です。
市内ホテルが向いている人|予算重視なら選択肢になる
市内ホテルは、ウユニ滞在の費用をできるだけ抑えたい方に向いています。全体的には2〜3スタークラスのホテルが多く、設備やサービスはシンプルな傾向です。
市内に泊まるメリットは、レストランやお土産店に歩いて行きやすいことです。中心の時計台周辺には数軒のレストランやお店があり、軽く町歩きをしたい方には便利です。ただし、ウユニは小さな町なので、観光地としての見どころが多いわけではありません。
市内から車で約10分の場所には列車墓場があります。とはいえ、列車墓場はツアーの一部として訪問することも多いため、「列車墓場に行きたいから市内に泊まる」と考えなくてもよいと思います。個別に行く場合は流しのタクシーが多い町ではないため、市内のタクシーと往復で交渉しておくと安心です。
食事面では、市内のレストランはカジュアルなお店が中心です。地元らしい雰囲気はありますが、グルメな方や、旅先の食事にもこだわりたい方には、やや物足りなく感じるかもしれません。私なら、ウユニで美味しいものをゆっくり楽しみたい場合は、市内より塩のホテルを選びます。
市内ホテルの中では、Jardines de Uyuniのように、塩のホテル「パラシオ・デ・サル」と同系列のホテルもあります。こちらは塩のホテルではありませんが、レストランの評判がよく、市内滞在でも食事を楽しみたい方には候補になります。
また、市内にも塩ブロックを一部使ったホテルがあります。Casa de Sal – Salt Hotel、Kachi de Uyuni、Hotel Sal Andinaなどは、町中に泊まりながら少し塩のホテルらしい雰囲気を感じたい方に検討しやすいホテルです。
最近できた4〜5スタークラスの市内ホテルなら、Hotel Rosario Uyuni Collectionも候補になります。ウユニ空港に近く、ラパスにもホテルを展開するグループのため、安定したサービスとおしゃれな内装を期待しやすいのが魅力です。
市内ホテルを選ぶ場合でも、南米旅行では移動や治安面の基本を知っておくことが大切です。初めて南米へ行く方は、初めての南米旅行で知っておきたい注意点もあわせて確認しておくと、旅程全体をイメージしやすくなります。
塩のホテルが向いている人|特別感と食事まで楽しみたいならおすすめ
ウユニ旅行らしい特別感を味わいたいなら、やはり塩のホテルが魅力的です。壁や床、家具の一部に塩を使った空間は、ほかの旅先ではなかなか体験できません。ホテルに入った瞬間から「ウユニに来た」という実感を味わいやすいのが、塩のホテルの大きな魅力です。
私なら、せっかくウユニまで行くなら塩のホテルを選びます。市内は見どころが多い町というより塩湖観光の拠点で、列車墓場もツアーで訪問できることが多いため、ホテル選びでは「どこに泊まると旅の満足度が上がるか」を重視したいからです。
特に、ハネムーン、記念旅行、親子旅行、少し贅沢な南米旅行では、塩のホテルを選ぶ満足度は高くなりやすいです。ホテルによっては、スパ、プール、レストラン、バーなどの施設が整っており、塩湖観光の前後にゆったり過ごせます。
食事を楽しみたい方にも、塩のホテルはおすすめです。市内のレストランは素朴な店が多いため、グルメな方には積極的にはすすめにくい面があります。一方、塩のホテルならホテル内のレストランで落ち着いて食事ができ、バーでボリビアワインを楽しんだり、コカ茶のリキュールを使ったカクテルを頼んだりと、ウユニならではの夜の時間も楽しめます。
個人的には、ウユニでは「昼は塩湖、夜は塩のホテルでゆっくり」という過ごし方がいちばん満足度が高いと思います。日中は強い日差しや長時間移動で疲れやすいので、夜にホテルで落ち着いて食事やお酒を楽しめると、旅全体の印象もよくなります。
たとえば、ラグジュアリー感を重視するならパラシオ・デ・サルのような5スタークラス、塩のホテルらしさと価格のバランスを重視するなら中間クラスのホテルなど、選び方に幅があります。ラパス発着で塩のホテル滞在とウユニ観光を組み合わせたい方は、ラパス発着のウユニ塩湖2泊3日パッケージも、日程感をつかむ参考になります。
ただし、塩のホテルに泊まる場合も、塩湖の中を自由に歩いて観光できるわけではありません。塩湖は四国の約半分に相当するほど広大で、道や標識がほとんどありません。車のわだちや遠くに見える山を頼りに進むため、経験のあるドライバーの案内がとても重要です。個人でバイクなどで塩湖に入り、遭難するような事故もあるため、塩湖観光は自己判断で入らず、ツアー参加を基本に考えるのがおすすめです。
治安や移動の不安も含めて南米旅行を考えたい方は、南米旅行の治安と注意点の記事も事前に読んでおくと、ウユニだけでなく旅全体の準備がしやすくなります。
迷ったら、少し無理してでも塩のホテルを検討したい
市内ホテルと塩のホテルで迷ったら、最後は「ホテル滞在をどれくらい旅の思い出にしたいか」で考えるのがおすすめです。
予算を抑えたい、町中で食事や買い物を少し楽しみたい、シンプルな滞在で十分という方は、市内ホテルが合いやすいです。特に、ウユニ滞在が短く、朝から夜までツアー中心で動く場合は、ホテルで過ごす時間が少ないため、市内ホテルでも十分と感じることがあります。
ただ、私の個人的なおすすめは塩のホテルです。ウユニはアクセスに時間も費用もかかる場所なので、せっかく行くなら「ホテルも含めて特別な体験」にした方が、あとから振り返ったときの満足度が高いと思います。
市内散策を目的にするよりも、塩湖観光後にホテルで美味しい食事を楽しみ、バーでボリビアワインや少し珍しいカクテルを味わう方が、ウユニ滞在らしい時間になりやすいです。特にグルメな方や、旅先の夜の時間も大切にしたい方は、塩のホテルを選ぶ方が後悔しにくいでしょう。
また、ウユニだけでなくマチュピチュやナスカを組み合わせる場合は、ホテル選びだけでなく移動順も大切です。ペルーとボリビアを効率よく巡りたい方は、マチュピチュ&ウユニ塩湖6日間ツアーや、ナスカ・マチュピチュ・ウユニ塩湖8日間ツアーのような周遊型の旅程を見ると、必要日数や移動の流れをイメージしやすくなります。
注意したいのは、「塩のホテル=塩湖に徒歩で行けるホテル」ではないことです。塩湖の本格的な絶景ポイントへは、基本的に車で移動します。市内ホテルに泊まっても塩のホテルに泊まっても、塩湖観光は信頼できるドライバーやツアーと組み合わせることが大切です。
また、ウユニのホテル選びでは、現地事情をよく知る人に相談できるかどうかも安心材料になります。オーダートリップには、元ウユニガイドがいるため、ウユニ塩湖の観光ルートやホテル周辺の雰囲気、現地ツアーの動き方など、実際の現場に近い情報を踏まえて相談できます。
さらに、ラパス在住スタッフがいるため、ボリビア国内の移動、フライト事情、高地での過ごし方など、現地事情に合わせたアドバイスがしやすいのも心強いポイントです。日本との時差がある南米旅行では、現地時間で対応できるスタッフがいることも安心につながります。
スペイン語を話せるスタッフもいるため、ホテルや現地手配先とのやり取りが必要な場面でも相談しやすくなります。ウユニは英語だけではスムーズに進みにくい場面もあるため、現地事情とスペイン語対応の両方に強いサポートがあると、初めてのボリビア旅行でも計画しやすくなります。
ウユニのホテル選びは、旅程全体との相性も大切です。ラパスからのフライト、到着時間、塩湖ツアーの時間帯、サンセットやサンライズ鑑賞を入れるかどうかで、泊まる場所の便利さも変わります。
行き先や日数がまだ決まっていない段階でも、オーダートリップの無料相談で希望条件を整理しながら、ホテル、飛行機、現地ツアーを組み合わせた旅程を一緒に考えることができます。ウユニ市内にするか、塩のホテルにするか迷っている方も、元ウユニガイドやラパス在住スタッフの知見をもとに、予算や旅の目的に合わせた無理のないプランを相談してみてください。























