南米旅行は、マチュピチュ、ウユニ塩湖、イグアスの滝、パタゴニアなど、憧れの絶景をいくつも組み合わせられるのが魅力です。
ただし、広い大陸を移動する旅だからこそ、飛行機の乗り継ぎには少し注意が必要です。結論から言うと、南米旅行ではフライト遅延やスケジュール変更を前提に、余裕のある旅程を組むことが安心につながります。
特にウユニ塩湖、マチュピチュ、ナスカの地上絵、イグアスの滝、アルゼンチンのパタゴニアを組み合わせる周遊旅行では、1本の飛行機が遅れるだけで、その後の現地ツアー、ホテル、長距離移動に影響することもあります。南米で後悔しやすいポイントを事前に知りたい方は、あわせて南米旅行で後悔しやすいポイントの記事も参考になります。
この記事では、南米旅行の飛行機乗り継ぎで気をつけたいポイントを、旅行会社目線でわかりやすく整理します。
結論|南米旅行の飛行機乗り継ぎは、余裕を持った日程設計が安心
南米に限ったことではありませんが、飛行機には遅延・欠航・航空会社都合のスケジュール変更がつきものです。予約した時点では午前便だったものが、後日午後便に変わったり、便そのものが欠航になって翌日の飛行機に振り替えられたりすることもあります。
南米旅行で大切なのは、「予定通り飛ぶはず」と考えすぎず、移動日の前後に少し余白を持たせることです。国内線同士の乗り継ぎでも最低2時間、国際線が絡む乗り継ぎでは最低3時間を目安にし、航空券を別々に取得する場合は、入国審査・荷物受け取り・再チェックインが必要になるため、最低4〜5時間程度は見ておくと安心です。
また、異なる航空会社を組み合わせた乗り継ぎは、前の便が遅れて次の便に乗れなかった場合に補償されないことがあります。基本的には、同じ航空会社、または同一予約内で航空券をまとめて取得することをおすすめします。同じ航空会社の乗り継ぎであれば、遅延で乗れなかった場合も代替便を案内してもらえることが多く、日をまたぐ乗り継ぎになった場合には、状況によりホテルや食事の補償があることもあります。
ペルーの世界遺産や高山病対策も含めて旅程を考えたい方は、ペルー世界遺産周遊と高山病対策の記事を読んでおくと、リマ、ナスカ、クスコ、マチュピチュの順番を考えやすくなります。
フライトの遅延・欠航だけでなく、荷物の遅れ、体調不良、予定変更に備える意味でも、海外旅行保険への加入はおすすめです。補償内容は保険会社やプランによって異なるため、航空機遅延、携行品、治療費、旅行変更費用など、何が対象になるかを事前に確認しておきましょう。
南米旅行で飛行機の乗り継ぎが不安に感じやすい理由
南米旅行の乗り継ぎが不安に感じやすい理由は、移動距離の長さと、ルートの複雑さにあります。日本から南米へ行く場合、北米・中米・中東・ヨーロッパなどを経由し、さらに南米内で国内線や国際線を乗り継ぐことが多くなります。
たとえば、ペルーのリマからクスコへ移動してマチュピチュへ、さらにボリビアのラパスを経由してウユニへ、というルートでは、都市ごとに空港・標高・移動時間・ツアー開始時間が変わります。1本の飛行機の遅れが、次の移動や宿泊に影響しやすいのが南米周遊の特徴です。
大都市では空港が複数あることも注意点です。ブエノスアイレスには、主に国際線で使われるエセイサ空港と、市内に近い国内線中心の空港があります。エセイサ空港は市内から車で1時間程度の距離ですが、ブエノスアイレスは道路渋滞があるため、渋滞にはまると到着時間が読みにくくなります。
国際線でブエノスアイレスに到着後、そのままアルゼンチン国内線へ乗り継ぐ場合は、空港が同じか、別の空港へ移動する必要があるかを必ず確認しましょう。異なる空港間の乗り継ぎは、飛行機の遅延と市内渋滞の両方の影響を受けやすく、飛行機を逃すリスクがあります。できるだけ同じ空港内で乗り継げるルートを選ぶと安心です。
特に不安になりやすいのは、次のようなケースです。
- 国際線から国内線への乗り継ぎ時間が短い
- 到着当日に現地ツアーや長距離移動を入れている
- 預け入れ荷物の受け取りと再チェックインが必要
- 航空券を別々に予約している
- 異なる航空会社を組み合わせている
- 大都市で空港間移動が必要になる
- 早朝便・深夜便を多用している
- 欠航時に自力で交渉や再手配が必要になる
南米旅行では、航空券だけを安さで選ぶよりも、遅れたときに旅程全体へどれくらい影響するかを見て選ぶのがおすすめです。初めて南米周遊を考える方は、南米旅行の人気ルートと組み合わせ記事で、行き先同士の相性を先に確認しておくと計画しやすくなります。
実際のところ、南米の航空会社や国内線はどうなの?
南米でよく利用される航空会社には、LATAM航空、アビアンカ航空、ボリビアーナ航空、アルゼンチン航空などがあります。どの航空会社が使いやすいかは、訪問する国やルートによって変わります。
ペルー国内移動ではLATAM航空が便利です。リマ〜クスコ間などは便数が多く、マチュピチュ旅行のルートに組み込みやすい区間です。一方で、ニューヨークからボリビア方面へ向かう場合は、アビアンカ航空を使い、ボゴタ経由で比較的安く移動できることがあります。価格を抑えたい人には候補になりますが、乗り継ぎ時間、到着時刻、翌日の移動との相性まで見て判断すると安心です。
ボリビア国内の移動なら、ボリビアーナ航空が比較的安く使いやすい選択肢です。ウユニ訪問では、ボリビアーナ航空のラパス〜ウユニ直行便が基本ルートになりやすく、雨季は大雨の影響で遅延することもあります。現在は朝便が中心ですが、時期によって臨時便として夜便が出ることもあるため、予約時点で最新スケジュールを確認しましょう。
また、サンパウロ〜ラパス間は直行便があるため、ブラジル経由でボリビアへ入るルートでは費用を抑えやすい場合があります。ボリビアとブラジルを組み合わせたい方や、日本から南米へ入る経由地を柔軟に選べる方は、候補に入れてみるとよいでしょう。
現地ツアーやパッケージの具体例としては、ホットホリデーで販売のナスカの地上絵・マチュピチュ・ウユニ塩湖8日間や、ウユニ塩湖&マチュピチュ10日間を見ると、リマ、クスコ、ラパス、ウユニなどをつなぐ移動の多さをイメージしやすくなります。
アルゼンチン国内や、アルゼンチンを含む移動であれば、アルゼンチン航空が比較的使いやすく、費用面でも候補になりやすいです。ブエノスアイレスからエルカラファテ、ウシュアイア、イグアス方面へ移動する場合は、アルゼンチン航空を軸にすると旅程を組みやすいことがあります。アルゼンチン周遊のイメージをつかむには、ホットホリデーで販売のアルゼンチン周遊パッケージも参考になります。
ただし、南米の国内線では、運賃タイプによって預け入れ荷物の条件が異なることがあります。預け入れ荷物は15kgまでの設定になっていることもあるため、スーツケースを持って周遊する場合は、航空券購入時に必ず重量制限と追加料金を確認しましょう。
安心して乗り継ぐために確認したいポイント
南米旅行の飛行機でまず確認したいのは、航空券の料金に預け入れ荷物が含まれているかどうかです。LATAM航空、アビアンカ航空、ボリビアーナ航空、アルゼンチン航空などでは、運賃タイプによって預け入れ荷物の有無や重量制限が異なることがあります。スーツケースを預ける場合は料金が上がることもあるため、予約時に必ず確認しましょう。
反対に、短期旅行やバックパッカー旅で手荷物だけで十分な人は、手荷物のみの料金を選ぶことで費用を抑えられる場合があります。ただし、機内持ち込みサイズや重量制限は航空会社・運賃タイプによって異なるため、「手荷物だけで行ける」と思っていても、空港で追加料金が発生しないよう注意が必要です。
安心して乗り継ぐためには、次のポイントを確認しておくとよいでしょう。
乗り継ぎ時間は短くしすぎない
目安として、国内線同士の乗り継ぎは最低2時間、国際線が絡む乗り継ぎは最低3時間は見ておきましょう。航空券を別々に取得している場合は、入国審査、荷物受け取り、再チェックイン、保安検査が必要になるため、最低4〜5時間程度を確保するのがおすすめです。
別切り航空券はリスクを理解して使う
航空券を別々に予約している場合、前の便が遅れて次の便に乗れなくても、航空会社側で振り替えてもらえないことがあります。安く見えるルートでも、実際には宿泊費や再購入費が発生する可能性があるため注意しましょう。
異なる航空会社の乗り継ぎは慎重に選ぶ
異なる航空会社を組み合わせた乗り継ぎでは、前の便の遅延によって次の便に乗れなかった場合、補償されないことがあります。基本的には、同じ航空会社、または同一予約内でまとめて取得する方が安心です。同じ航空会社の乗り継ぎであれば、遅延時に代替便を出してくれることが多く、日をまたぐ場合にはホテルや食事の補償が受けられることもあります。
空港が複数ある都市では、同じ空港乗り継ぎを優先する
ブエノスアイレスのように空港が複数ある都市では、国際線到着空港と国内線出発空港が異なることがあります。空港間移動は渋滞の影響を受けやすく、フライト遅延と重なると次の飛行機を逃すリスクが高くなります。できるだけ同じ空港で乗り継げるルートを選ぶと安心です。
到着当日のツアー参加は慎重に考える
ウユニのように到着便が限られるエリアでは、飛行機の遅延がそのままツアー参加に影響することがあります。どうしても到着当日に参加したい場合は、ツアー会社に事前連絡できる体制を整え、集合時間や遅延時の対応を確認しておくと安心です。
スケジュール変更メールを見落とさない
航空会社都合で、出発時刻が急に変わることがあります。予約後も航空会社や旅行会社からのメールを定期的に確認し、旅程表や乗り継ぎに影響がないか見直しましょう。
保険と緊急連絡先を準備しておく
海外旅行保険の証書、航空会社の予約番号、ホテル連絡先、現地ツアー会社の連絡先は、スマホと紙の両方で控えておくと安心です。通信環境が不安定な場所でも、必要な情報をすぐ確認できます。現地での注意点をもう少し整理したい方は、南米旅行の治安と安全対策の記事もあわせて確認しておくと安心です。
ペルー、ボリビア、ウユニ塩湖、イグアスの滝を組み合わせる長距離ルートを検討している方は、現地移動の具体例として南米3か国の世界遺産周遊14日間や、クスコ・ナスカ・マチュピチュ・イグアスの滝9日間を見ておくと、移動の多さや日程感をイメージしやすくなります。
迷ったら、不安な乗り継ぎは相談してから決めよう
南米旅行の飛行機乗り継ぎは、航空券だけを見るとシンプルに見えても、現地ツアーの集合時間、ホテル到着時間、高山病対策、荷物ルール、空港間移動、欠航時の代替案まで考えると、意外と判断ポイントが多くなります。
特にウユニ塩湖やマチュピチュ、パタゴニアのように、移動手段が限られる場所を組み合わせる場合は、1本の飛行機に旅程全体を詰め込みすぎないことが大切です。私たちも南米の旅程を組むときは、「この便が遅れたら次に何が影響するか」を見ながら、できるだけ無理のない順番を考えています。
時間が限られているけれど、ウユニ塩湖とマチュピチュを両方訪れたい方は、ホットホリデーで販売のウユニ塩湖・マチュピチュ&ナスカの地上絵13日間のようなルートを見ると、必要日数や移動順の参考になります。ただし、実際の旅程は出発地、航空会社、季節、現地ツアーの催行状況によって調整が必要です。
オーダートリップには南米在住スタッフがいるため、現地時間で連絡が取りやすいのも安心材料のひとつです。また、スペイン語を話せるスタッフもいるため、万が一のフライト変更や現地での確認が必要な場面でも、状況を整理しながら対応しやすくなります。
行き先や日数がまだはっきり決まっていない段階でも、オーダートリップの無料相談で希望を整理しながら、飛行機の乗り継ぎ、現地ツアー、ホテル、移動ルートを一緒に考えることができます。南米旅行のルートに不安がある方は、まずは「行きたい場所」と「使える日数」から相談してみてください。























