南米旅行は危ない?マチュピチュ・ウユニで気をつけたいこと

この記事の目次

マチュピチュの山並み、ウユニ塩湖の鏡張り、どこまでも続くアンデスの空。南米旅行には、写真で見ていた景色を超えるような感動があります。
一方で、「南米旅行は危ない?」「マチュピチュやウユニに行って大丈夫?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、南米旅行はものすごく危険だから行けないというものではありません。ただし、日本と同じ感覚で行動しないことはとても大切です。置き引きやスリ、タクシー料金の交渉、言葉の壁など、日本ではあまり意識しない場面で注意が必要になります。

オーダートリップでも、南米旅行のモデルプランやマチュピチュ・ウユニ周遊のご相談をいただく際は、絶景の楽しみ方だけでなく、移動や現地での過ごし方も含めてご案内しています。

南米旅行は危ない?過度に怖がらず、最低限の注意を

南米と聞くと「治安が悪い」「危ない」というイメージが先に浮かぶ方もいるかもしれません。たしかに、日本と比べると盗難やぼったくり、偽警察などに注意が必要な地域があります。

ただ、観光客がよく訪れるマチュピチュ、クスコ、ウユニ、ラパスなどでは、基本的な防犯意識を持って行動すれば、必要以上に怖がりすぎる必要はありません。大切なのは、現地の空気に慣れるまでは「少し慎重すぎるくらい」で行動することです。

たとえば、貴重品を外から見える場所に入れない、人混みでスマートフォンを出しっぱなしにしない、夜遅くにひとりで歩かない、知らない人に荷物を預けないなど。どれも特別なことではありませんが、南米旅行ではこの基本がとても大切です。

特にマチュピチュとウユニを組み合わせる旅は、国境をまたぐ移動や高地での滞在もあるため、旅程に余裕を持たせることも安心につながります。ルートのイメージをつかみたい方は、マチュピチュ&ウユニ塩湖6日モデルコースも参考になります。

スリ・置き引き対策は、貴重品を「見せない・出さない・近くに置く」

南米旅行で特に気をつけたいのが、置き引きやスリです。レストラン、空港、バスターミナル、観光地周辺、市場、人が多い通りでは、荷物から目を離さないようにしましょう。

携帯電話、特にiPhone、財布、パスポートなどは、なるべく表に出さないのが基本です。持ち歩く場合は、バッグの底や内ポケットなど、外から手が届きにくい場所に入れてください。ズボンの後ろポケットや上着の浅いポケットに入れるのは避けた方が安心です。

外でスマートフォンを使うときは、立ち止まる場所にも注意しましょう。車道側で片手に持ったまま地図を見る、混雑した通りで長時間画面を見続ける、といった行動はひったくりのきっかけになりやすいです。必要なときは、壁側に寄る、店内に入る、周囲を一度見てから使うなど、少しだけ意識してみてください。

夜行バスに乗る場合も注意が必要です。睡眠をとるときは、荷物を通路側に置かず、足元や膝の上、手が届く範囲で管理しましょう。リュックを網棚に置いたまま寝てしまうと、気づかないうちに中身を抜かれる可能性があります。

タクシー・偽警察・交通ルールは日本と違う前提で考える

南米のタクシーは、日本のようにメーター制とは限りません。地域や車両によっては交渉制のことも多く、乗る前に料金を確認して、納得できれば乗車する流れになります。支払いは下車時にするのが一般的です。

観光客だとわかると、相場より高い金額を言われることもあります。少し高いと感じたら、無理に乗らず、複数台に確認すると安心です。ホテルから出発する場合は、フロントスタッフにタクシーを呼んでもらったり、料金の目安を確認してもらったりするとトラブルを避けやすくなります。

また、南米では偽警察による犯罪にも注意が必要です。警察の制服を着ていても、すぐに信用しすぎないことが大切です。路上で突然パスポートや財布の提示を求められたり、別の場所へ移動するよう強く言われたりした場合は、その場で貴重品を渡さず、ホテルや周囲の店舗など人目のある場所で確認する意識を持ちましょう。

交通面では、車道を渡るときにも注意が必要です。日本より運転が荒く感じる場面があり、場所によっては逆走してくる車やバイクもあります。信号が青でも、必ず両側を確認してから渡るようにしましょう。

言葉が通じない不安と、困ったときの相談先を知っておく

ペルーやボリビアでは、スペイン語しか話さない人も多くいます。観光地やホテルでは英語が通じることもありますが、ローカルなタクシー、バスターミナル、個人商店、地方の町では、英語だけでやり取りするのが難しい場面もあります。

事前に「料金はいくらですか?」「ここに行きたいです」「助けてください」「警察を呼んでください」など、最低限のスペイン語フレーズをメモしておくと安心です。スマートフォンの翻訳アプリも便利ですが、電波がない場所や充電切れに備えて、ホテル名や緊急連絡先は紙でも持っておくとよいでしょう。

盗難など困ったことが起きた場合は、現地警察だけでなく、在ペルー日本国大使館や在ボリビア日本国大使館など、日本の公的機関に相談する選択肢もあります。パスポートを盗まれた場合や、トラブル対応に迷う場合に備えて、渡航前に連絡先を控えておくと安心です。

マチュピチュやウユニの現地ツアーを組み合わせる場合は、集合場所や含まれる送迎、ガイド言語も確認しておくと不安が減ります。現地体験の具体例としては、ホットホリデーで販売のマチュピチュ遺跡日帰りツアーや、ウユニ塩湖2泊3日パッケージツアーを見ておくと、移動や現地滞在のイメージがつかみやすくなります。

疑いすぎず、助けてくれる人への感謝も忘れずに

南米旅行では、たしかに気をつけるべきことがあります。スリ、置き引き、ぼったくり、偽警察、言葉の壁などを知っておくことは、自分を守るために大切です。

でも、注意することと、すべての人を疑うことは違います。現地には、困っている旅行者に親身になって道を教えてくれたり、荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、温かく声をかけてくれる人もたくさんいます。

せっかくマチュピチュやウユニまで行くなら、疑心暗鬼になりすぎて旅が楽しめなくなってしまうのはもったいないことです。防犯意識は持ちつつ、現地の人への感謝やマナーも忘れない。このバランスが、南米旅行を安心して楽しむコツです。

ウユニ塩湖を中心に旅を考えている方は、時期やルートによって楽しみ方が変わります。鏡張りや星空、マチュピチュとの組み合わせを考えるなら、ウユニ塩湖旅行ガイドもあわせて参考にしてみてください。

南米旅行は、移動距離が長く、言葉や治安の不安もあるからこそ、事前準備と旅程づくりが大切です。行き先や日数、マチュピチュとウユニの回り方がまだ決まっていない段階でも、オーダートリップの無料相談で希望を整理しながら、安心して楽しめる旅程を一緒に考えることができます。

よくあるご質問

南米旅行は危ないですか?

ものすごく危険というわけではありませんが、日本とは治安や習慣が違います。スリや置き引きなど、最低限の注意は必要です。

マチュピチュやウユニで特に気をつけることは何ですか?

貴重品を見える場所に出さないこと、荷物から目を離さないこと、夜間のひとり歩きを避けることが大切です。

南米では英語が通じますか?

ホテルや観光地では通じることもありますが、スペイン語しか話さない人も多いです。簡単なフレーズや翻訳アプリを準備しましょう。

南米のタクシーはどうやって乗れば安心ですか?

乗車前に料金を確認し、納得してから乗るのが安心です。ホテル発なら、フロントに手配や料金確認を頼むとよいでしょう。

偽警察にはどう注意すればいいですか?

制服を着ていてもすぐに信用しすぎず、路上で財布やパスポートを渡さないようにしましょう。人目のある場所で確認する意識が大切です。

南米旅行中に盗難にあったらどうすればいいですか?

まず身の安全を確保し、現地警察やホテルに相談しましょう。パスポート盗難などは日本大使館への相談も選択肢です。

夜行バスでは荷物をどう管理すればいいですか?

通路側や網棚に貴重品を置かず、足元や膝の上など手の届く範囲で管理しましょう。寝る前の確認も大切です。

初めての南米旅行でも楽しめますか?

事前準備と防犯意識があれば、初めてでも楽しめます。不安がある場合は、移動や旅程を相談しながら組むと安心です。

河本 さやか
この記事を書いた人 — 河本 さやか

現在、南米・ボリビアに7年在住しています。日本で6年間ホテル勤務を経験した後、オーストラリアへ渡り旅行業界に入りました。その後は、ウユニでの現地ガイドをはじめ、アルゼンチンでもガイド業務に従事し、南米の魅力を現場でお客様にお伝えしてきました。

現在はスペイン語力と現地での生活経験を生かし、南米旅行の手配・アレンジを主に担当しています。移動、治安、観光のみどころまで実体験を踏まえてご案内し、実践的で安心感のある旅づくりを得意としています。

保有資格:総合旅行業務取扱管理者、JSAソムリエ、チーズ検定、DELE B2(スペイン語検定・中上級)、ケンブリッジ英検FCE(英語検定・中上級)、フランス語検定3級

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