フランスハネムーンはパリだけ?南仏・モンサンミッシェル周遊の選び方

この記事の目次

エッフェル塔がきらめく夜のパリ、セーヌ川沿いの散歩、石畳の小道に並ぶカフェ。フランスハネムーンと聞くと、まず思い浮かぶのはやっぱりパリかもしれません。
ただ、せっかくの新婚旅行なら「パリだけで終わっていいのかな?」「南仏やモンサンミッシェルも行ける?」と迷う方も多いです。

結論からいうと、フランスは日本から気軽に行ける距離ではないからこそ、ハネムーンの長期休暇を使って国内周遊するのがおすすめです。5〜6日ならパリ中心、7〜9日ならモンサンミッシェル、10日以上なら南仏まで組み合わせやすくなります。

パリは街歩きや美術館、おしゃれなお買い物が楽しい都市型の滞在。モンサンミッシェルは海に浮かぶ修道院を眺めるような幻想的な滞在。南仏は青い海や明るい陽ざしの中で、リゾート感のあるホテルステイを楽しめるエリアです。

この記事では、フランスハネムーンでパリ・南仏・モンサンミッシェルをどう組み合わせるか、景色・ホテル・食・気候・移動の違いも含めて紹介します。フランスを含む西欧周遊のイメージを広げたい方は、西欧旅行のオーダーメイド相談ページもあわせて参考にしてみてください。

フランスハネムーンはパリだけでも十分楽しめる?

パリは、建物の窓辺や街角のカフェまで絵になる街です。セーヌ川沿いを歩いたり、エッフェル塔を眺めながら写真を撮ったり、ルーヴル美術館やオルセー美術館でゆっくり過ごしたりと、ハネムーンらしい時間を過ごす場所には困りません。

初めてのフランス旅行や、長距離移動を少なめにしてゆっくり過ごしたい方なら、パリだけの滞在でも満足度は高くなりやすいです。特に5〜6日程度の日程では、到着日と帰国日を除くと現地で動ける日は限られます。そこに南仏やモンサンミッシェルを無理に入れると、移動の印象が強くなってしまうこともあります。

パリのホテルは、クラシカルな内装の老舗ホテル、デザイン性の高いブティックホテル、アパルトマン風の客室など、雰囲気の幅が広いのが魅力です。ハネムーンなら、観光地に近い利便性だけでなく、朝食の雰囲気やバルコニーの有無、夜に歩きやすいエリアかどうかも見て選ぶと、滞在そのものが思い出になります。

さらに、特別感を大切にしたいハネムーンなら、パリではフランス独自の最高級ホテル称号である「パラス(Palace/宮殿を意味する、5つ星を超える最高位の格付け)」に選ばれたホテルを旅程に入れるのも素敵です。建物の美しさ、サービス、食事、空間の気品がそろい、1泊だけでも旅の印象を大きく変えてくれます。

たとえばル ブリストル パリ(Le Bristol Paris)は、「これぞパリの気品」と感じられる名門ホテルです。クラシカルで愛らしいインテリア、美しく手入れされた中庭、エッフェル塔を望む屋内プールなど、ホテルの中で過ごす時間そのものがハネムーンの思い出になります。格式がありながら、温かいホスピタリティやホテルのマスコット猫の存在もあり、どこかアットホームな居心地を感じられるのも魅力です。

また、パリはお買い物を楽しみたい方にも向いています。百貨店やセレクトショップ、雑貨店、香水、革小物、食器、アクセサリーなど、おしゃれで持ち帰りたくなるアイテムが多いのもパリらしさです。ブランド品だけでなく、日常に取り入れやすい小物を探す時間も、ふたりの旅の楽しみになります。

食の面では、ビストロ、カフェ、パティスリー、ワインバーなど選択肢が豊富です。朝はクロワッサンとカフェオレ、昼は軽めのランチ、夜は少し特別なレストランというように、予定に合わせて食事の雰囲気を変えやすいのもパリのよさです。

モンサンミッシェルを組み合わせるなら7日以上が目安

海に浮かぶように見える修道院のシルエットは、フランスらしいロマンチックな絶景のひとつです。モンサンミッシェルは、パリとはまったく違う雰囲気を楽しめるため、ハネムーンにも人気があります。

モンサンミッシェル周辺の景色は、空と海、干潟が大きく広がる開放的な風景が特徴です。時間帯によって水辺の表情が変わり、朝もやの中に浮かぶ修道院、夕暮れに染まるシルエット、夜にライトアップされる姿など、同じ場所でも印象が大きく変わります。

ただし、モンサンミッシェルはパリ市内から距離があるため、日帰りでも行けますが、移動時間は長めです。移動の仕方は、パリから鉄道とバスを乗り継ぐ方法、専用車を組み込む方法、現地ツアーを利用する方法などがあります。ハネムーンでゆったり過ごしたいなら、日帰りで詰め込むより、1泊を挟んで移動の負担を減らす考え方がおすすめです。

移動の負担を抑えつつ具体的な観光内容を知りたい方は、ホットホリデーで販売のモンサンミッシェル1日観光も参考になります。日数に余裕がある場合は、モンサンミッシェルとロワール古城を組み合わせるモンサンミッシェル&ロワール古城巡り1泊2日観光を見ておくと、パリ発でどのような周遊ができるかイメージしやすくなります。

ホテルの雰囲気は、パリのような華やかな都市型ホテルというより、素朴で落ち着いた宿や、景色を楽しむための滞在が中心になります。島内に泊まる選択肢もありますが、階段が多く、客室がコンパクトな宿もあるため、ハネムーンでは対岸エリアで修道院を望めるホテルを選ぶのもおすすめです。

たとえばル ルレ サンミッシェル(Le Relais Saint-Michel)は、モンサンミッシェルの対岸エリアに位置し、客室やバルコニーから修道院を眺められるホテルとして人気があります。日帰り客が帰ったあとの静かな夜、ライトアップされた修道院をバルコニーからワイン片手に眺める時間は、1泊するからこそ味わえる特別な体験です。

朝もやの中に浮かぶモンサンミッシェル、夕暮れにシルエットになる修道院、夜空に浮かび上がるライトアップ。こうした時間帯ごとの表情を楽しめるのが、宿泊する大きな魅力です。客室の豪華さだけでなく、修道院が見える向き、移動のしやすさ、夜に落ち着いて過ごせるかどうかを意識してホテルを選ぶとよいでしょう。

食の面では、ノルマンディーらしい乳製品、りんごを使った料理や飲み物、海の幸などが楽しめます。名物料理を目的にするというより、景色を眺めながらその土地らしい食事を味わうイメージです。

7日程度の日程なら、パリ4泊+モンサンミッシェル方面1泊+帰国前パリ1泊のような組み方がしやすくなります。一方で、5〜6日の日程でモンサンミッシェルを入れる場合は、パリ観光をかなり絞る必要があります。美術館やショッピング、レストランも楽しみたい方は、パリだけにするか、日程を延ばすほうが満足度は高くなりやすいです。

南仏を入れるなら10日以上あると余裕が出る

ニースの海沿いを散歩したり、エズやモナコへ足をのばしたり、プロヴァンスの村を巡ったり。南仏は、パリとは違う明るさと開放感があり、ハネムーンにぴったりのエリアです。

南仏の風景は、青い海、白っぽい建物、丘の上の小さな村、花や緑のある広場など、パリとはまったく違う表情があります。ニースでは海沿いのプロムナードを散歩したり、エズでは石造りの細い路地と地中海の眺めを楽しんだり、プロヴァンスでは小さな村や市場を巡るような過ごし方が似合います。

ホテルの雰囲気も、南仏ではリゾート感が強くなります。海が見えるホテル、テラス付きの客室、プールのあるホテル、村の中にある小さな宿など、ホテルで過ごす時間そのものを楽しみやすいのが魅力です。観光を詰め込みすぎず、午後にホテルへ戻って休む時間をつくると、ハネムーンらしいゆとりが出ます。

南仏で特別感のあるホテルを選ぶなら、コート・ダジュールのシャトーホテルも候補になります。なかでもエズ村は、断崖から地中海を見下ろす「鷲の巣村」として知られ、石造りの小道、花の咲く路地、紺碧の海を望む景色がハネムーンにぴったりです。

シャトー エザ(Château Eza)は、中世の村に溶け込むように佇むシャトーホテルです。地中海を見下ろす眺望が大きな魅力で、客室数も限られているため、静かな隠れ家のような雰囲気を楽しめます。海を望むテラスでの食事は、南仏ハネムーンのハイライトになりやすい時間です。

同じくエズ村にあるシャトー ドゥ ラ シェーヴル ドール(Château de La Chèvre d’Or)は、庭園、彫刻、海を望む景色、上質なダイニングを楽しめるラグジュアリーなホテルです。敷地全体がひとつの芸術作品のように感じられ、絵画のような庭園と地中海の眺めを楽しみながら、特別なホテルステイを叶えたいカップルに向いています。

食の違いもあります。南仏は、オリーブオイル、魚介、野菜、ハーブを使った料理が多く、パリよりも軽やかで明るい印象の食事を楽しみやすいです。海沿いのレストランで魚料理を味わったり、朝市でフルーツやチーズを見たりする時間も、南仏らしい楽しみ方です。

気候もパリとは少し違います。パリは季節によって肌寒さや雨を感じる日もありますが、南仏は比較的明るく穏やかな雰囲気を感じやすいエリアです。特に春から秋にかけては、街歩きや海沿いの散歩が気持ちよく、リゾート感のあるハネムーンに向いています。ただし夏は日差しが強く、人気エリアは混み合いやすいため、ホテルの立地や休憩時間の取り方も大切です。

移動は、パリからニースやマルセイユ方面へ鉄道または国内線を使うのが一般的です。鉄道なら車窓を楽しみながら移動できますが、所要時間は長めになります。国内線は時間を短縮しやすい一方で、空港移動や荷物の扱いを考える必要があります。南仏まで入れるなら、目安は10日以上と考えておくと、パリも南仏も楽しみやすくなります。

南仏は、海沿いでのんびりしたい方、街歩きとリゾート感を両方楽しみたい方、写真映えする景色を大切にしたい方に向いています。フランス国内だけでなく、イタリアやスペインと組み合わせる西欧周遊を考える方も多いため、周遊ルートの考え方はヨーロッパ周遊の日数別ルート記事も参考になります。

パリ・南仏・モンサンミッシェルの違いと組み合わせ方

どこを組み合わせるかは、日数だけでなく、ふたりが旅で何を大切にしたいかによって変わります。観光をたくさん入れたいのか、ホテルでゆっくり過ごしたいのか、移動が多くても絶景を見たいのかを先に整理すると、ルートが選びやすくなります。

エリア風景の雰囲気ホテルの雰囲気食の楽しみ向いている人
パリ街並み、美術館、セーヌ川、夜景クラシカル、ブティック系、パラス級ホテルカフェ、ビストロ、パティスリー、ワイン街歩き・美術館・買い物を楽しみたい方
モンサンミッシェル海、干潟、修道院、朝夕の絶景素朴で落ち着いた宿、対岸の絶景ホテルノルマンディーらしい乳製品、りんご、海の幸世界遺産の特別感を味わいたい方
南仏青い海、丘の村、明るい街並みリゾート感、テラス、海沿い、シャトーホテル魚介、野菜、オリーブオイル、ハーブリゾート感と街歩きを両方楽しみたい方

日数別に考えると、5〜6日ならパリ滞在中心、7〜8日ならパリ+モンサンミッシェル、9〜10日ならパリ+南仏、10日以上ならパリ+モンサンミッシェル+南仏も視野に入ります。

迷ったときは「パリ+1エリア」までに絞るのが安心です。パリ、南仏、モンサンミッシェルをすべて入れる旅は魅力的ですが、移動が多くなるため、ホテルの場所や交通手段、帰国前日の過ごし方まで丁寧に組む必要があります。

一方で、フランスは日本から見ると移動時間が長く、気軽に何度も行ける場所ではありません。だからこそ、ハネムーンでまとまった休みが取れるなら、パリだけで終わらせず、フランス国内を周遊してエリアごとの違いを楽しむのも素敵な選択です。

旅程の中に特別なホテルを入れる場合は、すべての宿を高級ホテルにする必要はありません。たとえば「パリでパラス級ホテルに1泊」「モンサンミッシェルで修道院ビューの部屋に1泊」「南仏で海を望むシャトーホテルに1泊」というように、旅のハイライトになる宿を1〜2泊だけ組み込むだけでも、ハネムーンらしさはぐっと高まります。

パリと他国を組み合わせたい方は、パリとバルセロナを周遊する旅行プラン記事のように、西欧内で都市の雰囲気を変える組み方も選択肢になります。

フランスのホテルステイを上手に楽しむコツ

フランスハネムーンは、定番スポットをすべて回ることよりも、ふたりが帰国後に「この時間がよかったね」と思い出せる余白を残すことが大切です。特にフランスでは、ホテルの朝食、部屋からの眺め、ラウンジやテラスで過ごす時間など、ホテルステイを旅の一部として楽しむと満足度が上がります。

パリでは、観光や買い物に出かけやすい立地を重視しつつ、夜に戻ってきたときに安心して過ごせるエリアを選ぶのがおすすめです。特別感を出したい場合は、ル ブリストル パリ(Le Bristol Paris)のようなパラス級ホテルを1泊だけ取り入れると、パリらしい気品とハネムーンの華やかさを両方楽しめます。

モンサンミッシェルでは、ホテルの設備だけでなく、修道院や周辺の景色をどの時間帯に楽しめるかを考えて選ぶとよいでしょう。ル ルレ サンミッシェル(Le Relais Saint-Michel)のように対岸から修道院を望めるホテルを選べば、夜のライトアップや朝の静けさを客室から楽しみやすくなります。

南仏では、海や丘の景色を楽しめるホテル、テラスやプールのあるホテルを選ぶと、滞在そのものがハネムーンらしくなります。シャトー エザ(Château Eza)シャトー ドゥ ラ シェーヴル ドール(Château de La Chèvre d’Or)のようなエズ村のホテルは、地中海を見下ろす絶景と、非日常感のあるホテルステイを楽しみたい方に向いています。

ホテルステイを楽しむポイントは、次の3つです。

  • 観光を詰め込みすぎず、ホテルで休む時間を残す
  • エリアごとにホテル選びの基準を変える
  • 朝食・眺望・立地・移動のしやすさをセットで考える

気候に合わせた過ごし方も大切です。パリは朝晩が冷える時期もあるため、街歩き用に羽織れる服があると安心です。南仏は日差しが強い季節もあるため、昼間は無理をせず、朝夕に散歩や観光を入れると過ごしやすくなります。モンサンミッシェル周辺は風を感じやすいこともあるため、季節に合わせて防寒や歩きやすい靴を準備しておくと安心です。

行き先や日数がまだ決まっていない段階でも大丈夫です。フランスハネムーンで「パリだけにするか、南仏やモンサンミッシェルも入れるか」迷っている方は、オーダートリップの無料相談で、希望を整理しながら旅程を一緒に考えることができます。ふたりの行きたい場所、日数、ご予算に合わせて、無理のないフランスハネムーンを形にしていきましょう。

よくあるご質問

フランスハネムーンはパリだけでも楽しめますか?

5〜6日程度なら、パリ中心でも十分楽しめます。街歩き、美術館、買い物、食事をゆっくり楽しみたい方に向いています。

モンサンミッシェルを入れるなら何日必要ですか?

目安は7日以上です。パリから距離があるため、1泊を挟むと夜のライトアップや朝の静けさも楽しみやすくなります。

南仏まで周遊するなら何日あると安心ですか?

南仏まで入れるなら10日以上あると安心です。パリ観光に加え、海沿いやエズ村、ホテルステイもゆったり楽しめます。

パリ・モンサンミッシェル・南仏のホテルはどう違いますか?

パリはパラス級やブティック系、モンサンミッシェルは景色重視の宿、南仏は海を望むリゾートやシャトーホテルが魅力です。

フランスハネムーンでおすすめのホテルステイはありますか?

パリのパラス級ホテル、モンサンミッシェルを望む対岸ホテル、南仏エズ村のシャトーホテルを1〜2泊入れると特別感が出ます。

フランス国内の移動はどう組むのがよいですか?

モンサンミッシェルへは鉄道とバス、専用車、現地ツアーが候補です。南仏へは鉄道または国内線を使うと組みやすいです。

パリと南仏では食の楽しみ方に違いがありますか?

パリはカフェやビストロ、パティスリーが充実。南仏は魚介、野菜、オリーブオイル、ハーブを使う軽やかな料理が魅力です。

フランスハネムーンは周遊にしたほうがいいですか?

長期休暇が取れるなら周遊もおすすめです。日本から行きにくい距離だからこそ、パリ以外の景色やホテルも楽しめます。

矢澤 葵
この記事を書いた人 — 矢澤 葵

現在ニュージーランド在住。
サービス系の専門学校卒業ののち沖縄県にてリゾートホテル勤務。その後岩手県にてウェディングプランナーとしてフルオーダーメイドでの結婚式をプロデュース。サービス業に従事してきました。
人生一度きり、やりたいことをやろうと思い昨年からニュージーランドでのワーキングホリデーをスタートさせ現在に至ります。旅行へ行き、見たことのない景色・食べ物・体験をすることが好きです。

保有資格:PADIアドバンスド・オープン・ウォーター(AOW)、PADIフリーダイバー、FRPベーシックインストラクター

どのような旅をお探しですか?
まずはお気軽にご相談ください。
SNSでシェアする
Facebook
X
Email
Threads
LinkedIn
合わせて読む
記事検索
最近の投稿
Plan -
このエリアを旅するプラン一覧

【チャットの始め方】
①スマホでQRコードをスキャン
②友達登録後、相談ボタンを押してください

【チャットの始め方】

LINEアプリで友達登録後、
メニュー下のボタンを押してください。オペレーターに繋がります。

LINE popup