ナスカの地上絵ツアー参加の注意点|酔い・遅延・空港選びを解説

この記事の目次

リマから日帰りでも訪問できるナスカの地上絵ツアーは、ペルー旅行の中でも「一度は見たい」と思う人が多い人気体験です。
ただし、実際に参加するなら、遊覧飛行の酔いやすさ、空港選び、遅延リスクを事前に知っておくことがとても大切です。

ナスカの地上絵の遊覧飛行は、ピスコ空港発とナスカ空港発の2パターンがあります。どちらも上空から鑑賞する地上絵は基本的に同じですが、移動時間や飛行時間、組み合わせやすい観光地が変わります。リマ滞在中に気軽に行けるイメージがある一方で、日帰りツアーの後に国際線へ乗り継ぐ予定を入れると、かなりリスクが高くなることもあります。

この記事では、ナスカの地上絵ツアーに参加する前に知っておきたい注意点を、初めてのペルー旅行でもわかりやすく整理します。マチュピチュやクスコもあわせて巡る方は、ペルー世界遺産周遊の記事も参考にしながら、全体の日程を考えておくと安心です。

結論|ナスカの地上絵ツアーは、余裕ある日程と酔い対策が大切

ナスカの地上絵ツアーは、事前に注意点を押さえておけば、ペルー旅行のハイライトになりやすい体験です。
ただし、小型機での遊覧飛行リマからの長距離移動天候や機材による遅延・欠航があるため、通常の市内観光よりもスケジュールに余裕を持って考える必要があります。

特に気をつけたいのは、以下の3点です。

  • 遊覧飛行はかなり酔いやすい
  • ピスコ空港発とナスカ空港発で移動時間が大きく違う
  • 日帰りツアー後に深夜便へ乗る予定はリスクがある

リマ拠点で参加する場合、ピスコ空港までは車で約3〜4時間、ナスカ空港までは約6〜7時間かかります。ピスコ発の遊覧飛行は約1時間40分、ナスカ発は約30分ほどです。ピスコ発は飛行時間が長く感じられますが、これはリマからの車移動を短くする代わりに、空からナスカ方面まで移動するイメージです。

ナスカだけでなく、マチュピチュやクスコも組み合わせたい方は、ホットホリデーで販売のクスコ・ナスカの地上絵・マチュピチュ6日間ツアーのような周遊型プランを見ておくと、必要な日数や移動の流れをイメージしやすくなります。

ナスカの地上絵ツアーで不安に感じやすい理由

ナスカの地上絵ツアーで不安を感じやすい理由は、「見るだけの観光」に見えて、実際には移動と飛行の負担が大きいからです。

まず、リマからナスカ方面は距離があります。リマ市内からピスコ空港へ向かう場合でも片道約3〜4時間、ナスカ空港まで行く場合は片道約6〜7時間が目安です。早朝出発になりやすく、日帰りの場合は1日がかりの観光になります。

さらに、地上絵の遊覧飛行は小型機を利用します。座席は左右1列ずつの配置になることが多く、どちら側の席からも地上絵を見られるように、機体を何度も左右に傾けながら飛行します。これが想像以上に体にこたえることがあります。

私自身も酔い止めを飲んで参加したことがありますが、それでもかなり酔いました。乗り物酔いしやすい方はもちろん、普段あまり酔わない方でも、事前に酔い止めを飲んでおくことを強くおすすめします。

また、遊覧飛行も通常の飛行機と同じように、天候や機材の都合で遅延・欠航になることがあります。ツアー当日にワカチナオアシス、パラカス、ピスコワイナリーなどを組み合わせている場合、遊覧飛行の遅れによって観光時間が短くなったり、一部訪問できなくなったりする可能性もあります。

マチュピチュやウユニ塩湖もあわせて訪問する長めの南米旅行では、1日の遅れが後半の旅程に影響することもあります。予算や日数の考え方は、マチュピチュ・ウユニ旅行の予算記事もあわせて確認しておくと、旅全体のバランスを考えやすくなります。

実際のところ、ピスコ空港発とナスカ空港発はどう違う?

ナスカの地上絵の遊覧飛行は、主にピスコ空港発ナスカ空港発の2つがあります。
どちらを選んでも鑑賞する地上絵は基本的に同じですが、移動時間と飛行時間が大きく異なります。

出発空港リマからの移動目安遊覧飛行時間向いている人
ピスコ空港発車で約3〜4時間約1時間40分リマからの車移動を短めにしたい人、ワカチナ観光も組み合わせたい人
ナスカ空港発車で約6〜7時間約30分飛行時間を短くしたい人、ナスカ周辺に宿泊する人

ピスコ空港発は、リマからの移動時間が比較的短く、日帰りツアーに組み込みやすいのが特徴です。一方で、遊覧飛行時間は約1時間40分と長めになります。機体が左右に傾く時間も長くなるため、酔いやすい方は注意が必要です。

ナスカ空港発は、遊覧飛行そのものは約30分と短めです。ただし、リマから日帰りで向かう場合は移動時間が長く、早朝3:00頃の出発になることもあります。ピスコ空港発が欠航になった場合、ナスカ空港発で再挑戦できる可能性はありますが、距離があるため日帰りではかなり慌ただしくなります。

また、ピスコ空港発の場合は、イカ方面へ移動してワカチナオアシスを訪問するコースが人気です。ワカチナでは、砂漠バギーやサンドボード、サンセット鑑賞を楽しめます。遊覧飛行だけでなく砂漠体験も楽しみたい方は、ピスコ発のプランが候補になりやすいです。

リマ発着でナスカに加えてマチュピチュやイグアスの滝まで巡る場合は、クスコ・ナスカの地上絵・マチュピチュ・イグアスの滝9日間ツアーや、オーダートリップのマチュピチュ・ナスカの地上絵・イグアスの滝周遊モデルコースのように、複数都市をまとめて組むプランもあります。短い日数で詰め込むほど移動負担は大きくなるため、見たい場所の優先順位を決めておくことが大切です。

安心して楽しむために確認したいポイント

ナスカの地上絵ツアーを安心して楽しむには、予約前にいくつか確認しておくと安心です。

酔い止めは早めに準備しておく

遊覧飛行は、地上絵を左右どちらの座席からも見られるように、機体を何度も左右に傾けます。かなり揺れを感じやすいため、酔いやすい方は酔い止めを準備しておきましょう。

現地で慌てて探すより、日本から飲み慣れたものを持参する方が安心です。服用タイミングも薬によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

日帰りの場合は予定を詰め込みすぎない

ナスカの地上絵、ワカチナオアシス、パラカス、ピスコワイナリーなどを1日に詰め込むと、かなり充実した内容になります。
ただし、遊覧飛行の遅延があると、後半の観光時間が短くなることがあります。

「ワカチナでサンセットを見たい」「砂漠バギーを必ず体験したい」「ピスコワイナリーもゆっくり見たい」など、外せない目的がある場合は、1泊2日で余裕を持つ日程も検討すると安心です。

ツアー後の国際線搭乗は慎重に考える

特に注意したいのが、ナスカの地上絵日帰りツアーの後に、日本行きなどの国際線へ乗るスケジュールです。

リマ発が深夜0:00〜3:00頃の便だと、「日帰りツアーから戻って、そのまま空港へ行けば間に合う」と考えたくなります。
しかし、遊覧飛行の遅延、道路状況、ツアー全体の押し具合によっては、国際線に間に合わないリスクがあります。

リマ空港は長時間の乗り継ぎが発生しやすいため、乗り継ぎ時間を使ってナスカに行きたい方もいるかもしれません。ただし、スケジュール変更が起きた場合に飛行機を逃す可能性があるため、基本的にはリマ泊がある日程で検討する方が安心です。

現地時間に相談しやすい体制も安心材料になる

ナスカの地上絵ツアーでは、天候や機材の都合で予定が変わる可能性があるため、現地事情に詳しいスタッフと連絡を取りやすいかどうかも大切です。

オーダートリップには南米在住スタッフがいるため、日本との時差がある中でも現地時間に合わせた確認や相談がしやすいのが安心材料です。また、スペイン語を話せるスタッフがいるため、現地側との確認が必要な場面でも相談しやすく、初めてのペルー旅行でも不安を減らしやすくなります。

迷ったら、不安なポイントを相談してから決めよう

ナスカの地上絵ツアーは、リマ滞在中に参加しやすい人気体験ですが、空港選びや移動時間、酔い対策、遅延リスクを考えると、意外と計画の組み方に差が出る観光です。

費用を抑えたい方は、バスを使ったツアーが候補になります。一方で、専用車ツアーは移動や立ち寄り先を調整しやすい反面、1名や少人数だと料金が高くなりがちです。
「どこまで費用を抑えたいか」「ワカチナも必ず行きたいか」「国際線の前日に入れても大丈夫か」などを整理しておくと、自分に合うプランを選びやすくなります。

ナスカの地上絵だけでなく、マチュピチュ、クスコ、ウユニ塩湖などもあわせて周遊する場合は、移動日や予備日の取り方がさらに大切になります。たとえば、ナスカ・マチュピチュ・ウユニ塩湖を一度に巡りたい方は、ナスカの地上絵・マチュピチュ・ウユニ塩湖8日間ツアーや、オーダートリップのウユニ塩湖・マチュピチュ・ナスカ13日モデルコースを参考にすると、東京発着で南米絶景をめぐる日数感をイメージしやすくなります。

さらに、費用を抑えながら長距離移動を組み合わせたい方は、ホップオンホップオフバスで行くナスカ・マチュピチュ・ウユニ10日間ツアー、日本発着で全体をまとめたい方は、ウユニ塩湖・マチュピチュ・ナスカの地上絵13日間ツアーも比較材料になります。

オーダートリップなら、行き先や日数がまだ決まっていない段階でも、希望条件を整理しながら無理のない旅程を一緒に考えることができます。南米在住スタッフやスペイン語を話せるスタッフがいるため、現地時間での連絡や現地側との確認が必要な場面でも相談しやすいのが心強いポイントです。ナスカ観光の不安を減らしながら、自分に合うペルー旅行を組み立てたい方は、まずは無料相談で旅のイメージを共有してみてください。

ピスコ空港発とナスカ空港発はどちらがおすすめですか?

リマからの移動を短くしたいならピスコ発、遊覧飛行時間を短くしたいならナスカ発が候補になります。

ナスカの地上絵の遊覧飛行は酔いやすいですか?

かなり酔いやすいです。小型機が左右に何度も傾くため、酔いやすい方は事前に酔い止めを飲むことをおすすめします。

ナスカの地上絵ツアー後に深夜便へ乗るのは大丈夫ですか?

おすすめしません。遊覧飛行や道路状況の遅延で国際線に間に合わない可能性があるため、もう1日余裕を持つと安心です。

ワカチナオアシスも一緒に観光できますか?

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河本 さやか
この記事を書いた人 — 河本 さやか

現在、南米・ボリビアに7年在住しています。日本で6年間ホテル勤務を経験した後、オーストラリアへ渡り旅行業界に入りました。その後は、ウユニでの現地ガイドをはじめ、アルゼンチンでもガイド業務に従事し、南米の魅力を現場でお客様にお伝えしてきました。

現在はスペイン語力と現地での生活経験を生かし、南米旅行の手配・アレンジを主に担当しています。移動、治安、観光のみどころまで実体験を踏まえてご案内し、実践的で安心感のある旅づくりを得意としています。

保有資格:総合旅行業務取扱管理者、JSAソムリエ、チーズ検定、DELE B2(スペイン語検定・中上級)、ケンブリッジ英検FCE(英語検定・中上級)、フランス語検定3級

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