子連れで行くマチュピチュ旅行|注意点と準備ガイド
マチュピチュは、家族で訪れれば忘れられない思い出になる世界遺産です。一方で、子連れ旅行では高山病や移動の負担、荷物制限など、事前に知っておきたい注意点があります。
マチュピチュ遺跡は標高約2,400m程度ですが、観光拠点となるクスコは標高約3,400m。日本のように標高の低い場所から急に移動すると、子どもも大人も体調を崩すことがあります。
この記事では、子連れでマチュピチュへ行く際に気をつけたい高山病対策、日程の組み方、持ち物、荷物制限、ツアー選びのポイントを紹介します。
子連れマチュピチュ旅行で注意したい高山病
子連れのマチュピチュ旅行で一番気をつけたいのが高山病です。マチュピチュ遺跡よりも、拠点となるクスコの標高に注意が必要です。
クスコは標高約3,400mにあり、日本の平地からリマを経由して一気に移動すると、頭痛、吐き気、食欲不振、眠れない、だるいといった症状が出ることがあります。
マチュピチュに行けるかだけでなく、クスコ到着後にどう過ごすかまで考えることが大切です。
子どもの体調変化を見逃さない
幼児や小さな子どもは、「頭が痛い」「気持ち悪い」といった体調変化を自分からうまく伝えられないことがあります。
旅行中は、以下のような様子を大人がこまめに確認しましょう。
- いつもよりぐずっていないか
- しっかり眠れているか
- 食事や水分がとれているか
- 元気に歩けているか
- 吐き気や嘔吐がないか
- 顔色や呼吸に違和感がないか
少しでも様子が違うと感じたら、観光を短縮してホテルで休むなど、体調優先で判断しましょう。
また、親が体調を崩すと子どものケアが難しくなります。大人も睡眠、水分補給、食事、飲酒を控えることなどを意識し、高山病対策をしっかり行いましょう。
無理のない日程と滞在地の選び方
子連れでマチュピチュへ行く場合は、移動日と観光日を詰め込みすぎないことが大切です。
日本から南米への移動は長時間になります。さらにリマからクスコへ飛行機で移動し、そのまま観光を入れると、大人でも疲れやすい行程になります。
- クスコ到着日はゆっくり過ごす
- 到着直後に長時間の街歩きをしない
- 移動日と観光日を分ける
- 朝早すぎる出発を連日続けない
- ホテルで休める時間を確保する
高山病が心配な場合は、クスコ到着後すぐに市内へ泊まるのではなく、標高が少し低いウルバンバへ移動する方法もあります。
ウルバンバは標高約2,870mで、クスコよりも低い場所にあります。もちろん高地であることに変わりはありませんが、子どもへの負担を少し抑えたい場合に検討しやすい滞在先です。
観光地を増やすよりも、休息をしっかり取れる日程にする方が子連れ旅行では安心です。
持ち物と荷物制限の注意点
マチュピチュ遺跡内は、原則として40×35×20cmを超えるバッグの持ち込みが禁止されています。また、マチュピチュへ向かう列車も、大きなスーツケースや重い荷物を持ち込めない場合があります。
マチュピチュへ移動する前に、クスコやウルバンバのホテルにスーツケースを預け、遺跡観光に必要なものだけを小さなバッグにまとめておきましょう。
遺跡観光では石段や坂道を歩くため、子どもも大人も歩きやすい靴がおすすめです。朝晩や日陰では涼しくなることもあるため、脱ぎ着しやすい服装や暖かい上着もあると安心です。
- 歩きやすい靴
- 脱ぎ着しやすい服装
- 暖かい上着
- 子ども用のレインポンチョ
- 帽子、サングラス、日焼け止め
- 虫よけ、ばんそうこう、体温計
高地では紫外線が強く感じられるため、子ども用の帽子、サングラス、日焼け止めも準備しておきましょう。急な雨に備えて、子ども用のポンチョもあると便利です。
また、マチュピチュ遺跡は石段や段差が多く、ベビーカーでの観光には向いていません。年齢に応じて抱っこ紐を用意しておくと安心です。
移動中に車で酔うこともあるため、必要に応じて酔い止めや常備薬も準備しましょう。トイレ用にウェットティッシュ、ティッシュ、おむつ、携帯用石鹸、ゴミ袋なども持っておくと安心です。
出発前の医療相談と長距離フライト準備
子連れで高地へ行く場合は、出発前にトラベルクリニックなどで相談しておきましょう。
高山病対策薬は、大人には処方されることがありますが、子どもの年齢や体調によっては使用できない場合があります。特に幼児の場合、自己判断で薬を用意したり服用させたりするのは避けましょう。
- 子どもの年齢で高地旅行が可能か
- 高山病対策薬の使用可否
- 旅行中に注意すべき症状
- 体調不良時の対応方法
- 海外旅行保険で確認すべき内容
子どもの体調に関わることは、医療機関に相談してから出発すると安心です。
また、日本から南米へ向かう場合は、アメリカやメキシコなどを経由する長距離フライトになることが多くあります。赤ちゃん連れの場合は、航空会社によってはバシネットと呼ばれる機内用ベビーベッドを利用できることがあります。
ただし、バシネットを設置できる座席は限られており、エコノミークラスの最前列など、指定できる席が決まっていることが一般的です。人気路線や繁忙期は早めに埋まることもあります。
バシネット自体は無料でも、設置可能な座席が有料席になっている場合もあります。航空券を予約する前に、航空会社へ条件を確認しておきましょう。
赤ちゃん連れの長距離フライトは、座席とバシネットの条件を確認してから予約するのがおすすめです。
子連れ旅行は相談できる行程が安心
子連れのマチュピチュ旅行では、決まった予定をこなすことよりも、その日の体調に合わせて調整できることが大切です。
小さな子ども連れの場合は、休憩や移動ペースを相談しながら進められるプライベートツアーの方が安心です。
オーダートリップでは、南米在住スタッフやスペイン語を話せるスタッフと連携しながら、現地事情に合わせた旅行計画をご提案しています。現地時間に連絡が取りやすい体制があるため、子連れ旅行でも相談しながら進めやすいのが安心です。
マチュピチュだけでなく、ウユニ塩湖を一緒に訪問したい場合や、日本発の航空券・ホテル・観光をまとめて相談したい場合も、日程や体力に合わせて無理のないルートを考えることができます。
旅行前に以下の記事も確認しておくと、日程や高山病対策、チケット手配のイメージがつきやすくなります。
マチュピチュは、子連れでもしっかり準備をすれば楽しめる旅先です。ただし、標高、移動距離、列車やバスの乗り継ぎ、荷物制限を考えると、一般的な観光旅行よりも計画の立て方が重要になります。
子ども連れの場合は、安さや効率だけを優先せず、休める時間があるか、荷物を無理なく管理できるか、体調が悪くなったときに予定を調整できるかを考えておきましょう。
オーダートリップでは、家族構成や子どもの年齢、旅行日数、不安なポイントに合わせて、無理のないマチュピチュ旅行をご提案しています。























